心と体

意思の力で光をたぐり寄せる

ヒトを「人間」と書くのは蓋し哲学的であって「間」つまり他者との距離感こそヒトを人間にしている。健康状態を前提とすると、幸不幸は他者との関係によるのであって、人間関係が良好、あるいはポジティブな感情を注げる対象があれば「幸せ」である。一方、…

”不快”を内省する

「怒り」「退屈」「孤独」「抑うつ」「悪寒」等々の不快感を感じるたびに内省をする某メソッドを続けている。不機嫌になったとき目を閉じて自分の心理状態および肉体をスキャンしてみる。呼吸を整えると全ては自分の脳内で生まれているという当たり前を再認…

固執は不幸の元

結果を出せないのに 特定の考え方や自身の美学から抜け出せない人がいる。「その考え方ではだめだ。そのやり方ではだめだ」 多くの人が忠告すればするほど意固地になる。それが揺るがされそうになると怒りさえ感じる。 特定の考え方が自己同一性の担保になっ…

霜月は吝嗇減量

高額を賭けるのはダービー・菊花賞・有馬記念と決めているのだが、禁を破って天皇賞で勝負をしてしまった。結果はオケラ。二着に割り込んできた馬は最初から買い目に入れていない。惜しくもないハズレだと悔しさも生じない。カメラで高額出費したので取り戻…

馬鹿と気狂いは気分でしか世界を観ない

気分を自我の本質だと考えたらダメだ。気分が自我なら俺は生きていけない。気分は神経反応に過ぎない。気分を言語化したら自己嫌悪と怒りと絶望が自我そのものになってしまう。気分は体調の延長に過ぎず、それを過大視しても疲れるだけだ。自我=気分の等式…

からだの早さで考える

動きに思考を沿わせる訓練 肉体の速度は思考の速度より遅い。この齟齬が不幸の主因の一つだという考え方がある。思考は高速かつ散漫、肉体は低速で常に一つの動きしかできない。脳内の自我認識と、肉体がアクセスする現実の乖離が閾値を超えると、人は心の透…

すべて体調のせいにしてしまおう

寒い。連動して体調が悪い。したがってやる気がない。変に罪を感じたり、なにかを憎むより、 ぜんぶ体調が悪いせいにしてしまうほうが平和だ。自己正当化の理屈をこじらせるよりシンプルだ。昨日単価の高い仕事をしたから、 今日は最低限以外は体を休めるこ…

言い訳をする暇があったら一㎜でも進もう

御米椎先生の「マンガ家辞めました」漫画の最終回を読んでそのオチに納得する人達。そして作者も思わぬまさかの展開も - Togetter 真面目に生きてきた人間のプライドを感じる。感性が枯れ果て、業界で必要とされなくなっても、居場所を探してしぶとく生きて…

変わらない人

大昔に交流があったメンヘラ知人のブログを偶然見つけた。驚くことにブログの内容がまったく変わっていない。相変わらず別れた男を呪詛している。過去ログを見たら、同じような内容が延々と繰り返されていた。ちょっと不気味だ。10年以上、同じことに怒り、…

人と動物を隔てるもの

人を含む動物の三大欲は「食欲・性欲・睡眠欲」といわれる。食欲と睡眠欲は生命維持に不可欠だから、最近は三つのF【Food(生命維持)・ Fear(恐怖回避)・ Fuck(性欲)】というのが定番らしい。遺伝子というよりミトコンドリアレベルの根源欲ともいえる。この三…

寸止め希死念慮

定期的に精神がドツボに嵌りそうになる。少し昔なら嵌るのを防ぐ術を知らなかった。最近はギリのところで回避できる。本格的におかしくなるときというのは、「言語的なカオスと非言語的なカオスの境界線が消えて混濁化」したときだ。そしてその混濁化した何…

新しい睡眠薬デエビゴ

ベルソムラにつづくオレキシン受容体系の睡眠薬が処方開始になった。ベルソムラは悪夢の副作用が相次ぎ(私も悪夢を繰り返し見た)新しい睡眠薬としてはほとんど社会に受け入れられなかった。でこの薬、昨夜はじめて服用した。それを売りにしているようにベ…

雑念の99%

雑念の99%は「過去のこと」と「願望(欲望)」で構成されているらしい。言い換えると「得られなかった」「得られそうもない」というネガティブ思考が常に脳を支配している。暇で穀潰しな凡人は概ね雑念で構築されているので、こういったボンヤリした雑念をネ…

闘争と逃走

生存戦略として本能にビルトインされている「闘争・逃走」。闘うか逃げるかは性別・性格によって必ずどちらかに偏る。そして二つの本能のバランスをとらないと自我が安定しない。 闘争心旺盛な人間は別のシチュエーションでは退避的になることでバランスをと…

”分かって欲しい”は傲慢

過去の自分も含め、自分がかかわってきた人たちで、不幸で不遇な人たちは本当にコレ。理解されなくても構わない、こういうマインドセットにたどり着いた人が大人だとおもっている。分かってくれないことに感情爆発するのは典型的なメンヘラ。極端なところで…

心の強度

つまらないとき。やる気が出ないとき。 貴方は必ず自分自身を目的に生を蕩尽している。 しばらくスランプなのはこれが原因。大学生の時に心理学の教授がこれをテーマに一コマ講義をした。教授の顔は忘れてしまったが、この言葉は心の奥底に残っている。孤独…

不快と不安は紙一重

週末ホテルで吸った煙草の悪影響が出ている。胸に不快感がある。明らかに喫煙が原因だ。禁煙したのもこの気色悪さに耐えられなくなったからだ。それで喉元過ぎて吸う→不快感復活→禁煙再開のループ。この喫煙の後遺症的な胸部の不快感というのは、うつ病によ…

怒りには二種類しかない

怒りには二種類ある。二種類しかないともいえる。 マウンティング 劣等感を埋め合わせするための感情。他者との優劣を争う場において生じる。進化心理学的には「繁殖相手の争奪戦」における感情が起源といわれている。これがこじれると「嫉妬」「ルサンチマ…

1日、1ミッションというライフハック

ライフハックとしては超有名な部類だけれども、 焦り・不全感の解消には、1日1ミッションで満足する習慣が極めて有効 こういうのがある。あれもこれもやるべきなのに結局何一つできずルーチンワークの仕事しかできなかった。と自己嫌悪に陥る人がとても多いら…

不幸になる思考パターン

某書に人が不幸になる思考パターンが書いてあった。 個人化:なんでも自分のせいだと考える思考 外部化:なんでも他人や環境のせいだと考える思考 読心:他人が思っていそうなことを勝手に推測する ラベリング:他人や自分にレッテルを貼る思考 白黒思考:な…

Step by step

昨日書いたこのエントリ、漠然と考えていたことを文章にしたのだけれども、テキストにすると「地味だけど相当役に立つ考え方」だと自己了解した。 lex.hateblo.jp もっとこの考え方に基づく「1日1㎜でも確実に前に」を諸事に展開したいと考えた。このブログ…

気鬱な春

例年春期はメンタルの調子が悪い。初春から少しずつ下がっていきGW頃にピークになる。一人で働くようになってから春の気鬱は耐えられるものになった。ストレス因子が減ったのと、良い抗うつ剤と出会ったからだ。例年3月は多忙で気が紛れるということもある。…

メンヘラとは「気分の奴隷」

常に気分から思考を組み立てる人がいる。子どもとメンヘラだ。子どもにとっては気分が世界のすべてだから当然だ。しかし成人しても気分からしか思考できないと、生きていくのに誠に不都合が多く心を病んでしまう。 馬鹿と気違いは気分でしかものを見ない 有…

精神個人史 (2001年~)

過去の客観視 近年、精神的に安定している恩恵で、過去を客観視できるようになった。それまでの自分にとっての”過去”は「後悔と嗚咽の履歴」というスティグマ的な鬼子だった。現在進行形で「今ココ」を重視するマインドフルネスを体得しつつあるので、冷静か…

作業幸福論

やることがあり、それに集中している間は忘我状態になる。作業中に気鬱に冒されることはない。脳は(理性)はシングルタスクなので複数の思考は併存できない。それは仕事でも趣味でも変わりない。集中して作業することは人を救う。私の仕事は基本同じ作業のバ…

結局は体調なのである

持病の背中の疼痛が辛い。すごく痛いのではなく、途切れることのない耳鳴りのように鈍痛がずっと続いている。この痛みは抑うつの気持ち悪さと似通っている。鈍痛が続くと憂鬱になるのだから、結局は同じものなのかもしれない。30代ぐらいまでは体調不良とメ…

できないことをしようとする徒労

できないことをしようとしてできることをしない人【できないこと代表】・感情のコントロール・他者評価のコントロール【できること代表】・小さな決断と行動の積み上げできないことに執着して できない自分を責めるより、できることを着実に積み重ねることこ…

今年の目標 走り書き

仕事 サイトバージョンアップを成し遂げる。 3月末までにサイトの使い勝手とデザイン性をアップさせる。これ以上は予算がないので5年は使えるように、最大限の知性を絞り出して完成度を上げる 入稿想定ユーザーの母数を増やす。 上記のサイトバージョンアッ…

線と円

線と円の世界観がある。線は西洋的、円は東洋的。線的世界観は過去と現在と未来を一本の線として捉える。円の世界では時空はすべて等価に円の上に乗っていると考える。ニーチェが登場するまで西欧には線の世界観しかなかった。ニュートン力学の世界では線で…

二項対立と二者択一

ダメな思考の典型例の一つに 「二項対立と二者択一の違いを理解しない」がある。二項対立は対立概念の間にあるグレーゾーンついても考慮した上で、思考の枠組みとして両端を対立軸として使用する。思考というのは概念化であり、ある程度単純化しないと論理を…