天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

暗転

僕はたいてい発作的に鬱に堕ちてしまう。午前中が特にきつく、食欲が落ち、睡眠時間が増える。はぁ

怒りは行動をもたらすが、悲しみは何も生まない

怒りは行動をもたらすが、悲しみは何も生まないという呟きをTwitterでみた。怒りで身を滅ぼす人もいれば、橋下徹のように怒りをエネルギーにして 他者と同期して旋風を起こす人もいるのだ。そもそも人間は自らを守るために「怒る」ようにプログラムされてい…

気分は老人だが

橋下徹氏が42歳 俺43歳すっかり老人気分で日々を過ごしていたのだが 俺ってまだ若いじゃん なんて選挙報道を見て思った。反既得権益というのが選挙で一番力があると見せつける結果ですね。 システムを変えることの期待で支持を得たというより ルサンチマン慰…

よつばと! 11巻

よつばと! 11 (電撃コミックス)(2011/11/26)あずま きよひこ商品詳細を見るこの作品ほど「おもしろさの理由」を文章にしづらい作品はない。他のマンガにはない心の琴線に触れるマジックがある。作者のあずま先生は僕と同い年です。ちょっと誇らしい(^^)

デフレ万歳 円高万歳

貧乏人の僕にとっては、物価が下がっていくデフレは ありがたいことだ。消費者にとってはありがたい。円高とは円の価値が高いということだ 僕のささやかな資産や、親の資産の価値が高いということでもある。ミクロの消費者にとってはデフレも円高もいいこと…

傷病詐称による疾病利得問題について

心の病については、個々人の病気なのか社会病理なのかについては議論があります。とくに「うつ病」ですね、これを自称する人が本当に病んでいるのか 疾病利得を得んがための仮病なのか、様々なレイヤーの議論が錯綜しています。心の病は検査で数値的に測れる…

愚痴は醜い

人の愚痴はたいていの人にとって不愉快である。 にもかかわらず僕たちは愚痴る。メンタルヘルス系ブログの大半は愚痴のテキストばかりだ。 己を貶め、他人を不愉快にする、、、いいことなんか一つもない。「赤の他人」の愚痴は、上から目線で読む限りでは 「…

「普通」という言葉は呪いである。

「グローバル化された普通基準」の持つ暴力性リンク先にもあるように「普通」にも階層がある。 あまねく人々に当てはまる標準値しての「普通」なんて幻想だ。それもネット社会でも同じだ、ネット社会にはリアルと違う「普遍・普通」の 一律基準があるような…

僕は全く肉体そのものであって

僕は全く肉体そのものであって、 入れ物とは別に魂の存在を信じるかといえば信じない。僕の思考は僕の体から生まれたものであって、精神が先行することはない。快楽も苦痛も肉体から離れることはできない。肉体が亡びれば全てが消える。必ず肉体は老化し最後…

僕は友達がとても少ない

友達とは言葉を相互贈与しあえる間柄だと定義したい。すっかり劣化した僕には、言葉を贈与する相手がいない、 言葉を贈与してくれる相手もまたいない。こういう状態を「友達が少ない」と定義するなら僕は該当者だ。特に他者の贈与を鬱陶しがる性癖は人との間…

生きることはなぜ苦しいのか

僕たちは四六時中、苦しみを感じている ブッダも「一切皆苦」などという生が苦なら、人は苦しむために生きているということになってしまう。僕の考えは「生命体の本質は死なないこと 生き続けること」というものだ。 「一切皆苦」の方が「生きていく生命体」…

伝説のライブ

2002年12月28日 大塚利恵ライブ 2曲目が伝説の名曲「冬空」です。この後、喉を壊して長期休業を余儀なくされ 何とか復帰されましたが、往年の歌声や繊細な感性といったものは消えてしまいました。 輝きを失う前の天才の遺産がこの音源です。

FAXという機械はいつまで生き残るのだろう?

これだけメールが発達した時代でも しぶとく存在感を示して終わらないのがFAXである。正直、メールじゃなくてFAXじゃないと送れない情報があるとは思えない。それでも無くならないのは、相手方に「紙」という媒体にのった情報をとどけることに 何らかの価値…

青春、手遅れ

青春、手遅れ(2010/04/21)益田 ミリ商品詳細を見る益田ミリの諦念溢れる作風はマンガもエッセーもジェンダーを超えてすごく共感できる。ここまでポジティヴにネガティヴな文章を書ける人を他に知らない。俺が男性版の益田ミリとしてその芸風を真似ることがで…

人は共同体ベースで生きていくようにプログラミングされている

フリーランスになって一人ぼっちになったことに気付いて究極に失敗した 俺と似た境遇の方の同じような嘆息エントリ だいたい同じような状況になると同じような問題が起こるということで 自分が「特殊」ではないとの思いに安堵したり、反面ガッカリきたり・・…

幸せは温かな体

抑うつを患っていて、一番辛いのは午前中。 寝起きは体温が低い、体温が低いと脳内物質のバランスが 抑うつを増進させる方向になるみたいだ。最強の抑うつ剤は「走って体を温めることだ」との文章はよく目にする。 たぶんその通りなのだろう、体温が上がり鼓…

【名曲探訪】 大塚利恵 - このごろ/今ごろ

なんていうかこの曲の少女浪漫みたいな儚さが好きなんですよ。 悔恨と健気さの間を彷徨うツンデレっぽい雰囲気・・・ この曲を創ったころの大塚利恵さんは神懸かっています。ええ「ゆっくり行こうよ」あなたの口癖 今は冷たい 声の抜け殻 リボンを飾ってあげ…

エントロピーは増大する

僕の体も老いるに従って 統合しようとする生命の力が弱くなって 崩壊しようとする力が増大し、そして死ぬ。気を抜くと すぐに部屋が散らかるように 体を構成する物質も、秩序が乱れていく それがすなわち「老い」である。日々散らばっていくのを止めることは…

私小説的ブログ

夢も希望も絶望もない私小説的な自虐ブログをいくつか愛読している。 自分よりひどい状態の人を見て安心するという、、悪趣味です。ええ 私小説的ブログは掃いて捨てるほどたくさん日々誰かが書いている。 その中のいくつかはちょっとした文学だ。 自分でも…

死ぬは一時の苦、生きるは一生の苦

僕はすっかり老いてしまって 心の病も治らない ただ「いる」だけで苦痛なのだ。その苦痛を忘れさせてくれる刺激を求めて彷徨うだけの人生生きることが苦痛そのものなのに その苦痛を維持するために 搾取されるような形で働いていることが更に苦痛それでも死…

刹那的かつ動物的な生き方から脱却したい

某書での気づきについて最近考えています。 「人は生きるために必要なものを刺激として感じるようにできている」 「人は刺激を求めることを人生そのものにしてしまい易い」 「刺激が得られないと、その状態を「苦」と感じるようになる」 「苦を減じるために…

眼精疲労と読書の秋

最近眼精疲労が酷くて 仕事でモニターを凝視し続けたあとで本を読むことができない。 あとなんかモニターに目が最適化されたみたいで 紙の本を読むのがしんどい読みたい本が溜まりすぎているのに 本屋に行くと買ってしまうし、アマゾンもポチり過ぎ。ブルー…

信頼してはいけない人

怒っている人間を信頼してはいけない。 たとえ自分のために怒ってくれる人であってもだ。しかしもっとも信頼してはいけない人間は 怒っている人間に怒っているヤツだ怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)(2006/07/18)アルボムッレ スマナサー…

平常心のレッスン

平常心のレッスン (朝日新書)(2011/10/13)小池龍之介商品詳細を見るこの手の「数回にわたるセミナーのレジュメを編集して出版」本には当たりが多い。 小池龍之介師は私のメンターの一人ですが、著書は数が多すぎて玉石混淆気味です。 この本は小池師の説得力…

WORKING!!はスルメ本

気に入ったマンガは繰り返し舐めるように読むタイプです。 現在のスルメ本は「WORKING!!」というアニメ化もされている作品です。 ここ10年ぐらいで急にマンガのフォーマットとして一般化した キャラクターを戯れさせる四コママンガの流れ上にある作品です。 …

躁うつ病

長年自己を観察して自分の心の病は双極性?型の躁うつ病であるという結論に達した。 基本基調は抑うつだけど、緩い周期で躁にもなるという病だ。今は軽い躁状態です。いろんなブログに大量の文章を書いたり Twitterで呟いたり、mixiでたくさんの人にコメント…

経済合理性を超えたところに真理はある。

教育基本条例再論/内田樹の研究室内田樹先生は現在のようなアルファブロガーでベストセラー作家になるかなり以前からファンです。内田樹先生にやたらと敵意むき出しの池田信夫先生も嫌いじゃないです。このエントリを読んで経済学者よりも哲学者の方がやはり…