Anthropicの開発トップが「AIは未知の天体現象の観測や分析だってできるのに、世の中のほとんどの人は『フランスの首都はどこですか?』レベルの使い方しかしていない」と発言して話題になりました。
そういう私も、7割はちょっとした疑問を尋ねる検索代わりに使っていて、2割が文章の校閲・翻訳・画像生成といったところ。残りの1割でようやく資料集めやブログの下書き、比較表の作成といった、それなりに実務っぽい作業を任せている程度です。
本当は、プログラマーがコードを書かせているような超高度な領域と、大半の人がやっている「一問一答のQ&A」との間には、膨大な「できること」のグラデーションが広がっているのですよね。
私の本業(印刷・DTPまわり)に寄せて言えば、たとえばこんな無茶振りです。
「○月○日にどこそこで開催されるコンサートのチラシを作ってください。この写真とこの写真を使って、レイアウトはこれを参考に。サイズはA4で、最初から塗り足しも考慮してください。掲載するテキスト要素はこれとこれで、欧文フォントはOptima風をチョイス。和文フォントはヒラギノゴシック系をベースに比較検討したいので、おすすめの組み合わせを3パターン出してください」
ここまで一気に指示しても、ちゃんと意図を汲んで形にしてくれます。さらに出力されたものに修正指示を出した上で、「微調整したいのでCanva用のデータとして書き出して」と頼めば、そのままCanvaに持ち込んで仕上げることだって可能です。どうやら近い将来には、PhotoshopやIllustratorへ直接データを渡せる連携も当たり前になるらしいですね。
要するに、AIは単に「質問の答えを返す」だけではなく、「手順を踏んで段取りよく作業を進める」ことがすでに大得意で、各種オフィスソフトやCanva、Adobe製品をはじめとする外部ツールとの連携もこなせる段階に来ています。
……と、理屈では頭でわかっていて、「さすがにここまで面倒な作業は無理だろう」と半信半疑で試してみても、だいたい8割くらいはきっちりやり遂げてくれるから侮れません。
とはいえ、日々の実務ではいまだに「業務ブログ執筆の半自動化」くらいにしか使いこなせていないのが現実です。専門家の見立てによると、あと半年もすればこちらの依頼がどれだけ雑でも完璧に意図を汲み取って(忖度して)動いてくれるようになるらしいので、今はその進化を心待ちにしています(怠惰)。
*今日のブログは自分で書き上げたあとGeminiにリライトさせています。
