天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

将棋を通して自己分析

達成率80%まで達して流石に五級に成れるだろうと思ったら失速。相変わらず終盤が弱い。

将棋を通して自分の特に頭の悪い点を再認識した。論理思考能力ですね。文脈というか流れがある序盤中盤は藤森五段や戸部七段の動画で繰り返し見て覚えてしまって、いわゆる手筋も知っている方だ。

しかし寄せが本当に弱い。頭金以外だと三手詰めも8割ぐらいは読めていない。一手詰めの段階で「あぁ、これは詰む」と気づいて詰ますことが多い。あと情けない話だが、単に王手をかけたつもりが詰んでいたなんてことがある。

三手詰め力を磨こうとトイレでは必ず「詰め将棋ハンドブック」で問題を解いているが、5分かけても解けないことが多々ある。「一間龍」とか「退路封鎖」とか「下段に落とす」といった寄せのテクニックは割と使えていて、結果詰ますことができるけれども、王手の連続で相手を追い詰める三手詰めが異常に弱い。5級にすらなれないのも仕方がない。

文脈理解と純粋論理思考

小学生ぐらいから既に、社会国語は得意、算数は苦手。中学以降も数学は常に一貫してダメで、大学受験に数学が必須だったら四流大学にも入れなかっただろう。

高校時代に「国語がこんなに良くできるのに、なぜ英語がダメなんだ?」と教師に聞かれたことがある。現国の全国模試で上位に入ったのに英語が酷すぎて、同じ語学なのにというのが疑問だったのだろう。

頭が固くて、英語は知らない単語を文法という公式で繋げる数学のように誤解していたからというのが理由だ。そこを突破して英文を文脈で理解するレベルに達すれば(達しなかったけれど)飛躍的に語学力が良くなったかもしれない。。

将棋に戻れば、今さら詰める論理能力を高めるのは無理なので、よく出る詰みのパターンを文脈的に覚えるか、寄せの流れを動画で覚えるのが最善だろう。藤森先生も戸部先生も、序盤中盤の流れや手筋は丁寧に解説してくれるのに、寄せは最後の一分で一気に詰ましてしまうので、いくら動画を観ても終盤に関する文脈の蓄積が足りないというのが、おそら現状の序盤中盤と終盤の極端な落差に繋がっているみたいだ。(終盤の流れの文脈をたくさん観て覚えるという意味において)