2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
上記のような合理的な人は極めて少数派だ。滅多にいないといってもよい。日本人は特に他者からの批判に脆弱だ。私も批判にはめっぽう弱く、残念な反応をしてしまったことが数え切れないほどある。近年は一人で働き、同じ職務を10年以上やっているので、人様…
これは統計的事実であって、未婚の男性は退職後5年から10年で半数が死んでしまう。ちまたでいわれる「平均寿命が80歳以上になった」というのは、独り者にはまったく当てはまらない。70になる前に半分死んでしまうのだから、70歳を超えた場合も既婚者よりは大…
人って本当に苦悩するとなにも言えなくなる。コロナ一波の時は自嘲気味に愚痴っていた人たち、さらに苦境に陥ってコトバをなにも発信しなくなった。事業が立ちゆかなくなって閉店したり精算したり、解雇されたり解雇したり、そういう現実はテキスト化されな…
その二つがダメならダメだろといわれそうだ。それでもそれ以外は充実している。充実した読書、加速度的に上がる動画作成スキル等々、昨日より今日の方が進んでいるという実感が私の自我を支えている。ビジネスに関してはワクチン接種がはじまる3月以降までは…
例年、1月中旬の週末には高頻度で旅行に行っていた。時期的に旅費が安上がりになるのと、冬期の陰鬱さを紛らわすために必然性があった。例年なら12月の売上げはそこそこあるので旅費の捻出も問題なかった。今年は違う。12月の売上げが酷かったし、眼前の仕事…
ウィトゲンシュタインがさっぱり理解できなかった。「論理哲学論考」は薄い本だが最初の数頁で挫折した。入門書的な新書を読んですら他の哲学書で得られるような「目から鱗が落ちる」感じが皆無だった。要するにまったく全然理解できなかったということだ。…
一月は1年で一番売上げが少ない月であり、そこに輪をかけてコロナの影響があるから、悪いのは予想がついているので焦燥感はない。焦燥感はないが不安はある。災害のように一過性の理由なら反動で元に戻りやすい。だけれども1年を超える厄災だと経済の構造そ…
音楽ジャーナリスト、YOASOBIについて「このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい」 - Togetter 「プリセット・低音圧」批判とかいう「今時Flash使ってないサイトとかw」的議論 今の大衆音楽というか見えてい…
体調悪化中。ささやかな量の仕事しかないので、あとは横になって天井を見つめている。ネットザッピングすら気力がない。持病である背中の疼痛がキツくなり、風邪の初期症状のような全身の筋肉痛や倦怠感で辛い。前向きに準備していた諸々が滞るのが一番嫌だ…
rollingstonejapan.com とっくに逝っていたと思い込んでいた。殺人犯として投獄中に高齢で死亡。寂しい生涯だった。1960年代のアメリカでの活躍がメインで、ビートルズやジョンレノン・ジョージハリソンのプロデュースをしたのは、彼のキャリア的には付け足…
ジョージのこの曲は自己批判も含まれているのだろうが、一般的には自己主張ばかりしているポールとジョンに当てつけて作った曲とされている。 そういえばジョンの曲にも「自分の誕生日の告知には熱心だが、隣人を祝うことを忘れている」みたいな曲があった。…
某書によると「自己存在の維持に関わる諸々に飽きること=つまらない」ということらしい。自己存在の意味づけ(アイデンティティ)が他者との関連性にあると、人生は充実し、個人の内部で循環する自我だけに自己同一性を託してしまうと、自分にうんざりして…
一つの悩みを死ぬまで解決できずに墓場に持っていく人、片っ端から問題を片付けてドンドンの進んでいく人の違いはどこにあるのか。それは問題解決に一本の道しか知らないか、二本の道を知っているかで分かれるらしい。この表は名著「問題解決大全」の冒頭に…
参拝客は昨年の三割程度。参道に露店がないので皆さんそそくさと参拝して直帰しているようだ。自粛して参拝を見送った人と、こんなときだからこそ神頼みをした人、えべっさんはどちらに福をもたらすのだろうか?youtu.be
節約中の定番である図書館へ行った。コロナ対策で館内の椅子が激減したので暇を潰す老人が減ったのが理由なのか、以前よりも館内の雰囲気がよろしい。入荷したばかりのスヌーピー(Peanut)のハードカバーの全集一冊を借りた。買うと高いから助かる。あとは…
「決意を新たにすることぐらい簡単なことはない」よくいわれる箴言だ。決意なんてすればするほど価値が下がる。価値が下がるどころか実行できない決意はマイナスの作用を精神に及ぼす。下手に決意を新たにするぐらいなら何も考えない方がマシだ。決めたこと…
年が明けて節約モードに突入。単に出費を切り詰めるだけだと、単に貧乏くさいだけだ。しかしゲーム感覚でやれば結構楽しい。私だけでなく節約をゲーム感覚で楽しんでいる人って結構いる。個人ブログでも「創造的節約」ともいえるカテゴリがある。私も仲間に…
このご時世、飢えまでいかずとも、カロリー摂取以外に食に目的がない人、安心して寝られる場所の確保に苦労している人、子供の学費の捻出ができない人たちの絶対数が大幅に増えている。住む場所はなんとかなっても「稼ぐ場所」である店舗を維持できないとい…
市街地に行くのも面倒なので、スマホ片手に音楽を聴きながら自宅周辺を彷徨いた。寒波も一段落し、割と暖かい。 郊外ベッドダウンの1月4日(月)15時過ぎ、異様な静寂が不気味だ。生気を失った街は老いを嘆いているようにもみえる。 築30年から35年ぐらいの物…
初詣というか、コロナ状況下の記録映像を撮りたくなって三宮に行った。露店がないと初詣感が著しく低くなることが判った。晴れ着の女性がいないのも寂しい。特殊状況下とはいえ、一つの時代が確実に終わった、そんな気がした。QRコードでひくおみくじも閑…
昨年のブログと例えば4年前ブログを比較すると、病んだ空気が減っている。何度もうつ病をこじらせて逃げるように職を辞することを繰り返した過去から、やっと自由になれた。10年間自宅で鬱々と働いていただけではない。「混濁した心の暗闇」と「客体としての…