天空団地_404

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抗うつ剤の選び方:私の長い薬物療法の道 #抗うつ剤

このブログでのハンドルネームはlexaproです。抗うつ剤の製品名。

新卒で入った会社の異動先のパワハラでうつ病を罹患してから、もう四半世紀以上、この病気に人生を支配されています。ここでは繰り返し述べていますが、パワハラ上司はうつ病の「起因」であって、「原因」ではありません。この誤解を持っている人にはなんども、それは違うっていいたいです。

一度、強度のうつ病になると、脳内物質のバランスが崩れた状態が恒常化してしまいます。結果、対人フリクション(大抵は上司)をおこしては、脳内物質のバランスを崩し、うつ病を患って逃げるように退職。私の人生はこの繰り返しでした。

特に3つめの職場でのストレスは凄まじく、ほぼ記憶が飛ぶほど酷い状態に陥ってしまい、せっかく上京して華やかな職場に勤めていたのに、ほぼ記憶が飛んだ状態で、気がつけば神戸の実家でニートをしていた結末です。

ニート時代の治療は「トリプタノール」という、「効果抜群、副作用も最強」という三環系抗うつ剤を服用し、激しい口の渇き(抗コリン作用)と副作用の眠気の中で夢の中にいるようでした。治療の効果があって、一年半で社会復帰しました。しかし、世間は就職氷河期世代、せっかくの職歴も一年半の穴が開くと役に立たず、そこから現職に至るまでは色々ありすぎて、書きようがありません。

再発を繰り返す

ニート以降の職場は、こぢんまりした分人間関係の軋轢が酷いところが多かった。最初の職場だけは非常に緩かったけど、それ以降は酷いのひとこと。少ない収入に喘ぎ、抗うつ剤を囓りながらのたうち回っておりました。

薬の変遷は紆余曲折あって、さすがに働きながらトリプタノールを服用するわけにはいかないので、ありとあらゆる抗うつ剤を試しました。結果、古典的な三環系、四環系は副作用がきつくてダメ(特に眠気)、SSRIもノルアドレナリンにも作用するタイプだと、逆に悪化するということがわかり、現在はセロトニンにピンポイントで鋭く効くレクサプロに落ち着きました。

一度断薬したけど

一人で働くようになり、レクサプロと出会って、人生がやっと落ち着きました。それで、「一生薬を飲み続けるわけにもいかない」と一度断薬を試みました。それが最悪で、環境が劇的に良くなったにもかかわらず、見事に再発して、忘れたはずの希死念慮まで出てくる始末。慌てて再開して以降は、特に酷いことにはなっていないです。もう薬を断とうとは思わないです。

(初めてAIにタイトルを任せてみました)