SOHOを仕事に選んだ理由の3割ぐらいは「仕事中に音楽を聴いていたい」だった。それは叶った。ただ過去に妄想していたのとは大きく異なるカテゴリを聴いている。
私の愛好する音楽は30年以上大枠は変わらない。「ビートルズを中心とした60年代70年代ロック系の洋楽」「モーツァルトをコアにしたクラシック」「BGMとしてのエレクトロニカ」だ。
洋楽を聴く時間は減る一方だ。ビートルズのトリビュートバンドのライブを観るのは好きだが、普段聴いているかといえば聴いていない。さすがに耳にタコができるぐらい聴いているから滅多に耳にしない。(ジョン・レノンは別腹)あとはBGMとしてのエレクトロニカが大半だ。ネットラジオを音源に小音量で流し続けている。定番はSOMA fmのこのチャンネルだ。あとはもはや音楽とはいえない環境音サイトを慣らしっぱなしにすることも多い。何度も紹介しているListen and create ambient sounds easilyも相変わらず愛用。
文字通りの「音を楽しむ」から、「無音の空間を埋める」に音楽の利用用途が変貌している。一時はradikoでAMラジオを愛聴していたが、最近は人の声が耳障りに感じることが増えてしまった。
仕事が終わって腰を据えて聴くのは大抵クラシックだ。既によく知っている曲を演奏家を変えていろいろ聴くのが楽しい。通算5度目ぐらいになるが、またまたナクソスMLに再加入した。かわりにSpotifyを解約した。ナクソスの良いところはカタカナで超マイナー盤まで網羅的に検索できてしまうことだ。フルトヴェングラーから、昨年北欧で演奏された現代音楽の最新録音まで、クラシック系なら手当たり次第に楽しめるのが良い。