他者の怒り
なんだよね。病的に恐れているし、実際他者の怒りをぶつけられると、不愉快を通り越して精神疾患を発症してしまう。結局、これが全ての行動原理になっていて、そこを土台に俺のパーソナリティが基礎づけられている。虚しい
程度の差こそあれ
人はみんな他者の怒りを恐れている。特に日本人にその傾向が強いと思う。流行語にもなった忖度だって、他者の怒りを先回りして封じる思考回路から生じたものだ。退職の理由の大多数は対人関係に耐えられなくなったという後ろ向きなものだし、引きこもりやニートだって、彼らがなにを恐れているかというと他者≒社会だろう。
昇進意欲
カネよりも組織での地位が上がると、怒られるリスクが減るからじゃないのかな。権力者ほど批判に脆い傾向があるのが、昇進願望の大半がそれであることの証左ではないだろうか。
社会問題の病根
空気を読むとか、同調圧力とか、現ニッポンの問題の多くが、人間の生得的な感情処理の脆さに由来している。
感情の処理方法
怒りを恐れる感情は、「怒り返す」「逃げる」「脳内で自己弁護する」「内部に溜め込む」この四つぐらいしか処理方法がない。どの処理方法でも負の感情はかき消せない。だから未来に同じシチュエーションに陥らないように、回避行動パターンを脳の深くに刷り込むようになる。この刷り込みがオーバーフローしても精神を病む。病まなくても卑屈な「忖度人間」のできあがりだ。
逃げた先、忖度の先
他者を恐れ、老化を恐れ、結局最後には死んでしまう。それが典型的な凡夫なのだろう。わたくしはその典型(-_-;