四天王寺

歴史的には法隆寺に匹敵する由緒ある古刹なのだが、いにしえから保存されている法隆寺と違って、四天王寺は各時代にまんべんなく焼けては再建の繰り返しで現在の形があるそうなので、歴史的重みがない。現在の五重塔は戦後に建てられたコンクリート造りだ。有り難みも薄れるよね。

現地に足を運ぶと、聖徳太子が、ここに寺を作ろうと考えた理由がわかる。大阪台地の端にあるのだ。キタもミナミも過去は海の下だったり湿地帯だったけれども、四天王寺は見晴らしの良い高台に建造されている。寺の周辺は繁華街と比較すると空気が違い、空が近い気がする

観光名所としてはいまいち引きが弱い。五重塔からしてコンクリート製なのだから、余っている敷地に奈良に匹敵するような大仏を建立したら、面白くはないだろうか。終わったら更地に戻ってしまう大阪万博より、費用対効果が高いと思うのだけれども。

あべのハルカスと四天王寺の門