アナログレコード趣味

ときどき引っ張り出して聞いていたアナログレコードを先週から本格的に聴いている。

サブスクリプションで聴き放題になった音楽に食傷気味になったのだ。それで音の肌触りを求めて25枚ほどあるLPを繰り返し聴いている。

CDで繰り返し聴いて、最近はリッピング音源を聞いているお気に入り音源はやはり、アナログレコード特有のスクラッチノイズをはじめとする雑音が気になる。リマスター音源を聞き慣れている音源も音質の輪郭がハッキリとしない。

使用しているプレイヤーは1987年に発売されたDENONのベストセラーの中古。構造が単純なので30年超の旧い機器でもまったく問題なく使える。カートリッジはMM型の超定番シェアーM44Gだ。大昔から構造が変わらない定番中の定番で、異常に丈夫なので現在でもDJの現場では消耗品的な扱いで延々と売れている。

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大らかで朗々と唄ってくれる逞しいカートリッジで、神経質なところが皆無なところが美質だ。アナログレコードの良さを満喫するにはピッタリの定番カートリッジである。

ここ数年、アナログレコードが大復権している。音楽が簡単に手に入るようになって、「モノ」としてのレコードに注目が集まるようになり売上は右肩上がりだ。ソニーは10数年ぶりに国内プレスを再開した。

ちなみに昨年世界で一番売れたアナログレコードはビートルズのサージャントペパー。さすがですね。

SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND [LP] (180 GRAM, BLACK VINYL, 2017 STEREO MIX) [12 inch Analog]

SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND [LP] (180 GRAM, BLACK VINYL, 2017 STEREO MIX) [12 inch Analog]

音質

アナログレコード復権の一つに「レコードの方が音に温かみがある」という理由があるそうです。個人的に、これは多分にプラシーボだと考えています。しかし、長らくLPを愛聴してCDに切り替えた経験が有る人は、音質の肌触りの違いに強い違和感があるそうで、このあたりは村上春樹が(しつこいほど)何度もエッセーで書いています。

一定の音質の担保があるデジタルメディアと比べると、アナログレコードはある程度まではカネをかければかけるほど、音質がよくなっていきます。その意味で金持ちの道楽にはピッタリなのでしょう。私のようにカビの生えたプレイヤーに消耗品カートリッジでは、その良さは気分的なモノです。それでも楽しいです(^^)