今の生業は「組織で働くと直ぐにうつ病を発してしまうから、一人で働く仕事をしたい」「培ってきた印刷分野の知識を生かしたい」「ネットを使った仕事をしたい」という、三つの希望が具現化した。もう15年になる。
個々では善良な人たちも、組織に属すると一部の人たちが悪魔になる。彼らと対峙するとメンタルが持たない。5回の退職のうち3回は邪悪な上司との軋轢でメンタルが壊れたからだ。
日本という国で組織に属さないで一人で働いて食っていくのは無理だと思っていた。しかし、実際15年続いている。厳密には17年前にある人との出逢いという偶然があったからなのだが。それとて、印刷関連の知識を生かして自宅で働きたいという、意志というか希望があったから、ある意味引き寄せられたのだ。
「引き寄せの法則」とか「思考は現実化する」とか、オカルトだと思われているけれども、雑にいうと「思ってもいないことが実現するはずがない」という身も蓋もないことを言い換えているだけだ。
言葉やイメージは現実を変える力がある。変えられない場合も多いけれど、変えられた場合や望みが叶うのは、それを想起し続けたからだ。意志があるところに道が開けるという言葉もある。意志がなければ道もない、道がないのに道の先に辿り着くことはできない。当たり前だな。