天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

ビジネス老いの坂

都合の悪い状態は万事「老い」のせいにして、自分を責めたり、ましてや他者を責めるなんて無駄なのでやらない。

昨日も書いたけれども、仕事のマーケティング活動に身が入らない。コロナが収束して、リピーター顧客様の発注頻度が増えていることに助けられている状況だ。

近年力を入れているマイナーなデータ作成方法(マイナーアプリ・ソフトウェア・クラウドサービス)で作られたデータの処理を売りにして、一定の成果は上がってはいる。しかしながら、こういった顧客は特性上リピーターになりにくい。業務として定期的に作成するのではなく、必要に迫られてやむなくというお客様が多いからだ。

未だに売上の柱はネット印刷に伸び代があった13年から7年ぐらい前までに信頼関係を結べたプロフェッショナルな顧客だ。プロフェッショナルなので、こちらで入稿データを修正する必要が無いし、注文単価が概して高く、頻度も高いといいことずくめだ。

問題は特にコロナ以降、そういった顧客の母数が増えないことだ。もっと私が新卒から印刷業界にいる手練れのプロフェッショナルだと認知させる方向に宣伝をした方がいいのか・・・ でもネット上にいる本当のプロフェッショナルと比較すると、私の知識なんぞ大したことないし、そういう尊大な方法は性格的にできないし、やはり自信が無い。

色々考えたけれども、やはり結論は何度もここにも書いているように「受注単価を上げる」一択だろう。具体的には冊子の印刷だ。単価が高いし、増刷がかかりやすい。それに冊子データの最適化は知識が必要で、DTPワークが得意だからといって、冊子印刷のお約束を知っているのはプロフェッショナルレベルの人でも少ない(出版社系は大手の印刷会社としか取引しない)

中綴じ冊子のデータ最適化ぐらいなら、Illustratorでも問題ないのだが、冊子に特化しようとすればInDesignを学習しないといけない。ネット印刷のデータ処理で必要になるシチュエーションは5年に一度ぐらいだから、費用対効果が悪いと学ばなかったのだが、やってみようかな。駄動画量産のスキルを上げても一円にもならんわけだし・・・