受注数は月初に予測したよりは多い。極端に手が空くという日も生じていない。ただ全体的に受注単価が低いので数字は増えない。
コロナで固定客の半分が不活性化した。多くが興行系のイベントフライヤー等なので、パンデミック下では当然の帰結ではある。あと年間の売上げを支えていた極めて単価の高い案件の注文がなかなか来ない。さすがに年末年始商戦に向けてはあると思うけれど、あれが年4回定期的にあったときは本当に恵まれていたと今となって感じる。失われて大切さを知るって人生の法則だな。
ポジティヴな側面としては受注単価の高そうな将来顧客と信頼関係を結べたことがある。不景気関係なく需要のある業界なので期待している。
日々の仕事をしっかりして、発注潜在力が高い顧客との邂逅を待つというのが、今までのベスト戦略だった。それはおそらく今後も変わらないだろう。在宅率が全国的に上がったので、ネットが普及してもまだまだ需要が根強いポスティング用印刷物の需要を取り込みたい。今でもポツポツと対面営業がやりにくくなった故に、新にポスティング効果に期待して、とりあえず自社でデザインしましたという、経験値の浅い印刷データの最適化依頼からリピートに繋がる例が一番多い。このご時世でも活路を見いだそうと、手探りでデザインされた内容からは働く人々の意気が伝わってくる(^^)
結局はSEOとGoogleに貢ぐ広告のクオリティが将来の売上げを決める。その割にはその方面に力を割けていない。特に広告の最適化が問題だ。自力でやるには限界がある。期間限定で広告の最適化設定をお願いできる所を探している。