年に一度の高津先生からのクリスマスプレゼントです。マンガは9割9分電子書籍で読むけど、こだわって紙の本を買っている。
内容はネットの連載を読んでいるので既知だけど、まとめて読むと違う楽しさがある。作画が変だと不評だったコスプレ回、すべて描き直してある。依頼したアシスタントが下手くそだったのだろう。その回の周辺は作画が妙に感じたけど、単行本化に際してすべて綺麗にリライトされている。
高津先生は身体障害があるし、体力もないのにたくさん描くので、難しい作画や背景は編集さんが配慮しているのだろう。
この作品は装丁にもカネかけているし、スクエニとしてもアニメ化を狙っていたはず。近作の中では特に出来が良いし。しかし、夜の街が舞台で、ホストクラブとキャバクラ(札幌ではニュークラブ)の混合店が舞台。昨今、ホストに対する社会的批判が強いので、アニメ化の話があったとして、無しになってしまいそうだ。。
編集さんとしては高津先生のキャラクターの魅力を際だたせる舞台として、こういう設定を提案した可能性もある。だとしたら、ちょっと不運かな。
4巻の西園寺君と恵夢さん