某超ベストセラーと同じ題名だが、直接の関係はない話。
（間接的にはあるかもしれない）
ここ1，2年で対人フリクションの影響を以前ほど引きずらなくなった。いろいろ試行錯誤して感情の処理の仕方を身につけた恩恵だ。中でも「脳内で自己正当化のテキストを増殖させない」という心理手法は極めて効果的だ。
最近はそこから進めて「嫌われてもいいから、いいたいことは全て吐き出して伝える」ことにしている。文章を書くのは苦手ではないので、いいたいことを言い尽くしつつ、オブラートに包むぐらいはお手の物だ。
一番苦手なサイコパス系でも、いいたいことを全部いえば、悪い関係が長期にわたって燻り続けることは防げる。そのかわり、その時点でのフリクションの燃焼温度は上がるけれども。それでも長期にわたって相互不信が続くよりは、はるかにマシだ。摩擦はその場で完全燃焼させて灰一つ残さない方が結局は得るものが多い。
嫌われようが常にスタンスを明確にしておけば、新たに問題が生じたとき先方も心得があるので鎮火までの速度が圧倒的に早くなる。侮られた結果、毎回嫌な思いをするぐらいなら、嫌われても（畏れられても）、無駄な時間を省いた方が結果的に最短距離で妥協が成立する。
まぁ、顧客に対しては絶対できないやり方だけどｗ
（弊社の顧客は紳士淑女ばかりなので、フリクションはそもそも無い）
