天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

イロイロ予想が出来そうで出来ないミライ

中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ | Books&Apps

乱暴に要約すると「将来得られる喜びの量と質に期待できないと悟ったら人生終焉、未来の予測不可能性こそ生きる活力」ということらしい。絶望しきった人は「世界の終わり」とか「陰謀論が真実になってドヤ顔できる世界」を虚しく夢想するそうだ。萎えます(>_<)

かくいう私も「明日は今日よりも間違いなく老いている」という当たり前の当たり前に刹那の絶望感が頭をよぎることは茶飯事です。そしてそれは万人にとってそうなのだという常識が、絶望に歯止めをかけているのも事実。それに時間は不可逆だとしても、運動の習慣を取り入れ、食生活を改善したら、実質的な肉体年齢を5年ほど遡らせることは可能だと思っている(やらんけど)

それに半世紀も生きると「いずれ人は必ず死ぬ」という当たり前も、苦悩の理由というよりは、逆に希望になったりもします。全てには終わりがあると思えば、日々の細々とした不快なことに、いちいち反応して憤怒するのも阿呆らしくなるというものです。

とりあえず、自分より若い一之輔師匠の落語を命果てるまで鑑賞したいし、些末な趣味だったTributeBand業界も、全体像が見えてくると、そこに関わる様々な人の思惑や喜びや、あるいは諍いまで興味深くウォッチできるようになったりします。

自分の生業の行く末や、日進月歩のAIの行く末にも興味があるし、最晩年には猫を愛でて暮らしたいという野望もある。

そういうわけでメンタルヘルスは薬で制御できているし、もう少し体調の管理に注力して、余生も世間の平均値のちょっと上ぐらいでいいので、享受できる喜びを 取りこぼさないようにしたいものです。ええ

5月のBeat★Rush動画、三本目

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画角が足りないとはいえ、コンパクトマイクロフォーサーズでも4Kでこれだけ綺麗に撮れます。新カメラ、この程度は楽勝なはずなんですが、まだ試す機会に恵まれていないので、一抹の不安が拭えないんですよね(>_<)

健康の再構築へ

ここ、4,5年食が細った割に体重が減らない。量を食べられない代わりに、小腹が空くと自宅勤務の欠点で、何かを口に放り込んでしまう。少量で満足するのだけど、回数が増えたら総カロリーは減らない。

上記にくわえて、自炊に飽きて炭水化物の割合が増えてしまっている。今の暮らしを始めてずっと、相当気をつけて野菜の摂取量をキープし続けてきた。最近それが疎かになっている。トップバリューのラーメン、揖保乃糸ではない安素麺を頻繁に食っている。野菜どころかタンパク質も足りていない。

糖質の過剰摂取はよくないというのは21世紀に入って常識化した。王道のダイエットは糖質制限になったし、生活習慣病の予防の第一歩も糖質制限ということになっている。

そういえば、3年ほど続けた玄米食を止めてから、体調が悪くなった。今思い返せば、デメリットはなかった。主食が不味いと副菜の摂取量が増えるし、白米を食べた後のように急に血中糖度が上がったりしないから、睡魔に襲われたりもしない。

ココまで書いて、玄米をAmazonで再度購入することにした。
以下の商品は東京の友人に教えてもらったもので、品質に対して量が多くコストパフォーマンスが抜群です。

なんと値上がりしている。以前は確か税込で4,000円以下だったはず(>_<)

幸福とは、健康と物忘れの早さである Ⅱ

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馬齢を重ねているから当然ではあるけれども、不健康な要素が増える一方だ。日課にしていたはずのスクワットも頻繁に忘れてしまう。過食に極端に弱くなり、少し食べる量を多くしすぎただけで、胃腸だけではなくメンタルもすぐに乱れる。眼精疲労もひどい。

感じる不快感のベクトルの大半が身体由来の苦痛になり、過去のトラウマや未来への不安が入り込む余地がなくなった感じだ。それを理性の力で克服したように先日ココに書いたけれども、単に腹を立てたり、不安におののくだけの体力がなくなっただけなのかもしれない。

「幸福とは、健康と物忘れの早さである」これはヘップバーンが引用した名言らしいけれど、体調良好で過去と未来のことで悩まず、常に今眼前にあることを最大限上手くやり遂げる。結局のところ、人生これだけなのだろう。何度も繰り返すけれど、「過去を思い出すのも、未来を思い出すのも、常に今」がシンプルながらもっとも有効な「ライフハックの基本」なのだ。

立腹不感

10年前と今の自分を比較して一番大きな違いは「他者に対して立腹しなくなった」に尽きるだろう。

昨日、10回ぐらい校正をやりとりして校了となったのに「予算が合わない」と一方的に発注をキャンセルしてきた新規顧客がいた。受注できても粗利5千円ぐらいの仕事なのに他者の時間を大幅に奪ってなんとも思わない人間がいるのだ。もちろん最初に見積もりは出してある(>_<)

過去の自分なら一生もので忘れられないぐらい激怒しただろう。しかし、今日はブログのネタを考えるにあたって「そういえば昨日こんなことがあったな」と思い出すぐらいにあっさり忘れて、感情が置き去りになっている。もちろんキャンセルのメールがきたときは相当ムカッときたけれど、本当に引きずらなくなった。

過去に何度もここに書いているけれど「怒りを言語化しない」というポリシーが完全に身についたからだ。言語化しない怒りって持続しない。何となくムカついたという記憶だけなら、割とあっさりと忘れる。物理的に痛い思いをしたら忘れないけれど、言語のやりとりでムカついた場合は、脳内で蒸し返さなければ、あっさりと負の感情は蒸発してしまう。

昔は「昨日言い合いをしたのに、翌日には笑顔で話しかけてくれる人」がまったく理解できなかったし、異世界人のように感じていた。でも世の中、今までの経験則を総合してみると、負の感情を執念深く抱き続ける人間の方が、少数派だと気づいた。メンヘラの多い世界で生きてきたので、負の感情は固着して積み重なっていくのが人間だと思い込んでいた。

The Mind is Flat

心の表層性について書かれた心理学の本。今の心理学の先端はAI研究とも関連付けられて、以前のような深層心理や過去との因果から心を理解することの無意味さを断言するようになっている。フロイトやユングは顧みられず、消去法でアドラーが残ったけれども、学問としての心理学は既に脳科学と表裏一体であり、いわゆるヒューマニズム的な文脈で心を解釈することは時代遅れになっている。

過去はその都度思い出すから「過去」ではあるが、過去が脳内に生成しているのは常に「今」、もっといえばオンタイムの「脳」であり、”過去”は概念に過ぎない。同様に未来も概念に過ぎない。今、脳内に蠢く「他者」も他者そのものではなく、うたかたの脳に表れる残像に過ぎない。

人間は基本的に文脈でしか理性を発揮することができない。しかし、この文脈というものが曲者で、論理どころか倫理すらない。その都度、その時の外部環境に反応したノイズのようなものであり、それに文脈を与えるのは、多くの場合「不安」という自己存在そのものに対する根源的かつ本能的な衝動に過ぎない。

極めてシニカルではあるけれども、何も反論の言葉も脳裏によぎらない。

要約

1.浅い心の仮説
- チャーターズは、私たちの心は表面的であり、深い無意識の思考や動機が存在しないと主張しています。彼によれば、私たちの思考や感情は即興的に作り出されるものであり、内面に一貫した物語や信念が存在するわけではありません。

2.即興性
- 私たちの心は、瞬間ごとに状況に応じて即興的に反応する仕組みになっています。この即興的な反応は、私たちが一貫した人物であるという錯覚を生み出します。

3.ストーリーテリングの役割
- 人間は、自分自身や他者の行動を理解するために、しばしば後付けで物語を作り上げます。これにより、私たちは行動の背後にある動機や理由を見つけようとしますが、実際にはそれらは後から作られたものに過ぎません。

4.認知バイアス
- チャーターズは、私たちの思考がどれほど認知バイアスに影響されるかを示しています。私たちは過去の経験や既存の信念に基づいて判断を下し、その結果、しばしば誤った結論に達します。

5.意識の限界
- 私たちの意識は非常に限定的であり、同時に多くの情報を処理することはできません。そのため、私たちは重要な情報だけを選択し、それを基に即興的に判断を下します。

6.自己改善と洞察
- チャーターズは、自己改善や洞察のプロセスも即興的なものであり、私たちが自己を理解し改善しようとする努力もまた、その場限りのものであると述べています。

皐月後半雑記 2024

仕事

仕事はまぁ順調。年明け以降、出費が増えているが収入増で十二分に補えている。貯金と投資もルール通りできている。サイトリニューアルとコロナ禍で仕切り直しの蓄財だけれども、今の仕事、定年はないので最大の老後の備えは健康管理だろう。受注単価の高い冊子の仕事がジワジワ増えているのが有り難い。Canvaで冊子データを作る人の母数が増えているのは、この分野に昔から注力していた弊社的には喜ばしい。

体調

悪い方ではない。メンタルも低位安定。背中の疼痛も軽い。ただ夢見が良くなく悪夢ばかり見る。眼精疲労をなんとかするために飲み始めたサプリメントのどれかの副作用かもしれない。

趣味諸々

競馬は今月は黒字だけれども、せっかくの黒をオークスとダービーで大分溶かしてしまったw ノリさんがやらかすとは思っていたけれども、まさか勝っちゃうとはね。ダービーが終わり、次の世代のPOGが始まる。今期はレガレイラを指名していたのが良かったが、不完全燃焼に終わってしまった。桜花賞とオークスに出走していたら、両方勝っていたかもしれない。ダービーは上がり最速を叩き出すも、展開が理想とは真逆になってしまった。

最近は無心で動画編集しているときが一番楽しいかもしれない。

最新作:昨年の南港でのスクランブルエッグ、昨年はファーストコンタクトだったので完全版をupしていないことに気づいたので
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