１０年以上、危機感が生じても「月末には帳尻が合った」を繰り返してきた。その展開が極めて怪しくなりつつある。
根拠なく「コロナ禍が一段落したら売上も戻るだろう」と思い込んで、コロナ禍を言い訳に細々とした努力を怠ってきたツケを払っている状態だ。同業他社が攻勢をかけているのに、こっちは低下した収益力を嘆く以外は何もできないという惨状。自業自得。
まだ家賃を払えない、食費／光熱通信費が払えないレベル迄には距離がある。しかし、娯楽にほぼお金を使えない、貯金する金額が雀の涙程度では、独り身の自分が自室に籠もって働いている意味、もっといえば生きる意味が希薄になる。
目先の売上を増やすための努力が面倒くさくなっている。「それならそれでいいか」的な諦観に心が支配されてる。
コロナ禍で人々の生活にＩＴがより深く入り込み、紙媒体の必要性が薄れている。伝える手段としてチラシ／フライヤーは暫減していく傾向には歯止めがかからないだろう。道具としての印刷物は需要があり続けるだろうが、そのタイプの印刷物は弊社のカテゴリからほぼ外れている。
ずっと対応アプリの幅広さで細かな需要を掬い上げてきたが、それ以外の弱者ができるマーケティング手段が見つからない。
