天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

iPad 第六世代を買う

iPad Wi-Fi 128GB - スペースグレイ (最新モデル)

iPad Wi-Fi 128GB - スペースグレイ (最新モデル)

先日述べたようにビジネス上の理由からiPadを購入しました。今年上半期は浪費しすぎた上の最終仕上げのような出費です。娯楽品と違って、ビジネス的な投資でもあるのですが、別の口座があるわけではないので結局は同じことです。

建前の上の理由は「今後印刷データをiPadで作る人の母数が増えそうなので、それに備える」です。そういう理由からApple Pencil対応機種でないと意味がありません。それで中古ではなく現行機種で一番安いiPad第六世代128GB-Wi-Fiモデルを買いました。64GBでも良かったのですが、Androidタブレットを長年使っている経験則からすると64GBでは絶対足りないと考えました。

Cellularタイプではなくてもテザリングで使えるかと思いきや、iPadはiPhoneからのテザリングしか受け付けないのです。Appleのいやらしいところです。外出用にはHUAWEIのタブレットがあるので困りはしませんが。

現物の印象は4年ほど前に短期間所有した第二世代とほとんど変わらないです。新世代感はAirやProに任せて、旧い型を使って安く作りましたということなのでしょう。

HUAWEIの所有機種と比較してですが、性能面では特に優位性は感じられません。液晶の美しさも動作速度もHUAWEIの方が上です。

画面サイズが大きいので読めなくなった雑誌の電子書籍が再び読めるようになったことと、netkeiba.comの馬柱が見やすくなったことはありがたい。あとApple Pencilを利用するのが単純に楽しいです。筆圧まで感知できるので筆で書いたような文字も書けてしまいます。落書きでもお絵かきは楽しいです。

最大のメリットはタブレットの市場はiPadがダントツなので、対応アプリケーションが多いことでしょう。Androidタブレット用に最適化されたアプリは本当に少ないので、iPadの方が質量とも圧倒的に上です。

iPad用のPhotoshopや新ソフトfrescoといったAdobeの新しいソフトウェアと、Clip studioというイラストレーター御用達のソフトの出力関係の機能を詳しく知りたいです。デザインの才能がないので、これを利用して作品を創ろうとは微塵も思いませんけれども。

lex.hateblo.jp

売上の底上げを狙うには

今の生業を始めて既に12年経った。SOHOタイプにやり方を変えてからでも10年だ。一般的な起業や個人事業でも、同じ業務で5年以上続けられるのは3割程度らしいから、最低限の生き残り競争には勝ち残ったことになる。

長らく「ある月突然、注文が激減して廃業危機」というのを懸念していた。しかし経験則で全国に広く薄くリピーターのお客さまがいらっしゃるので、ある程度の売上の下限は意識できるようになった。同様に上限もあってどんなに絶好調でも平均値の倍にまで増えることはない。振れ幅は上下で25%前後に収斂している。ただ下に振れる方が上に振り切るよりも頻度が高い、残念ながら。

平均より売上が多い月は、必ず受注単価の高い仕事が複数ある場合だ。忙しさを感じながら存外数字が上がらない月は、単価の低い仕事ばかりやっている。とはいえある程度の売上の基礎を固めているのが、雑多で低単価なお仕事なので、それはそれで大切にこなさなければならない。

今後の戦略

多少の乱高下があるにしても売上の平均値は10年を通して大して変わっていない。暫減していくよりは遙かにマシだけれども、せっかく己の特性を生かせる生業があるのだから、月額の売上平均を3割ぐらいは手堅く底上げしたい。

  1. 受注単価のアップ
  2. 新しいマーケットの開拓
  3. SEO戦略の徹底

思いつくところはこの三つだ。

受注単価のアップ

これは冊子の受注を増やすに限る。無線綴冊子やオンデマンド冊子を前面に押し出すのが一つ、あとはAdobeのソフトウェア以外で作ったデータの刷新印刷の選択肢に入るようなコンテンツ作戦が必要だ。

新しいマーケットの開拓

これはタブレットをつかった印刷データ作成の積極的受け入れを推進したい。これって結構な鉱脈だと考えている。
iPadで当たり前に印刷データを作る時代 - ネット印刷ここだけの話
こんなエントリを本業ブログにも記載した。既にタブレット作成データの入稿は多少はあるので、これは推進する価値は大いにあると考えている。それで金欠だけれどもiPadを購入した。AdobeのiPad用Photoshopと新ソフトFresco、イラスト作成の定番 CLIP STUDIOあたりをターゲットにしたい。とくにCLIP STUDIOについて、ネット印刷のオーソリティーサイトになれば、大きなマーケットがあると睨んでいる。

SEO戦略

小手先のテクニックでなんとかなった一昔前と異なり、SEOはどんどん抽象的概念の攻略がメインになってきた。特定分野のオーソリティーを目指すのが一番費用対効果が高いようなので、「iPadを利用したネット印刷の利用方法」分野でそれを目指したい。

iPad Wi-Fi 128GB - スペースグレイ (最新モデル)

iPad Wi-Fi 128GB - スペースグレイ (最新モデル)

高速で滑舌よく論理的に話す力

YouTube premiumに課金するようになってから動画の視聴時間が大幅に増えています。ニコ動とかアニメをほとんど観なくなった時間がそっくり移動しただけかもしれませんが、愛好するYouTubeチャンネルも結構な数になりました。

好きなYouTuberにはハッキリとした特徴があります。「高速で滑舌よく論理的に話す力」です。聴覚というのは脳にダイレクトに繋がっていて、それを高速で刺激すると脳が活性化します。これは大昔から知られたメソッドでAmazon.co.jp: 聴覚刺激多くの書籍が発売されています。

YouTuberではないのですがニュース解説者の辛坊治郎なんてその典型ですね。彼の政治信条には肌のあわない点は多々あります。しかし、高速で理路整然とまくし立てる話法には耳を奪われてしまいます。

今旬なのがオリエンタルラジオの中田敦彦です。いま怒濤の勢いで日々YouTubeを更新しており1日1万人ベースで登録者が増えています。

吉本からは干されつつあるそうですが、才能のある人は叩かれても余計に突出するわけです。スタッフを抱えているとはいえ毎日、これだけ情報量の多い動画をほぼ編集無しで咬まずにプレゼンテーションできるなんて、恐ろしく頭がいいなぁと感心するだけです。

あとは知って1年経っても全然飽きない、既に信者化している吉田製作所です。

最初は野暮ったく聞こえる声質も馴染むと耳に心地よいぐらいです。旭日旗をこれ見よがしに貼ってネトウヨをからかったり、豊満ボディーネタや破産・破壊ネタも絶好調です。この人もやっぱり早口で論理的なところは同じです。

論理的に書かれた明解な書籍も同様の快感があります。だけど聴覚に訴える力というのは、誰もが持っている才能ではない分、現代社会では希少性が高いようです。

大阪のBeatles Bar”ヒア・カムズ・ザ・サン”

大阪には昔から「キャバーンクラブ」というビートルズトリビュートバンドの活動のコアともいえるライブハウスがありました。設備の老朽化もあり昨年閉店。必ずしも経営が利用者に良心的といえない点もあり、個人的には好きなお店ではありませんでした。

そこに変わるお店を創ろうと、流れをくむ関係者がクラウドファンディングで出資を募って先々週に開店にたどり着いたのが、「Beatles Bar”ヒア・カムズ・ザ・サン”」です。店名はジョージハリスンの名曲からです。

微額ながら私も出資して、マージースイーツのジョージ役のタッキーさんが出演するというので土曜日に足を運びました。場所は地下鉄堺筋本町から歩いて10分ぐらいのところです。正直立地は予算面から妥協した感はあります。

店内写真

オレンジの塗装がセンスがよいです。装飾もビートルズ愛に溢れたものでした。BGMもビートルズの公式曲だけではなく、ソロ曲も流し、しかも4人のソロ曲を平等に流すなど好感度高いです。

音響がよい

この写真でわかるように、音がこもらないようにステージ上の天井をぶち抜いて天井を高くしてあります。こういうこだわりがいいです。そして実際音響がとてもよいです。ミキシングもビートルズに最適化しているのがよくわかります。ベースのフレーズがちゃんと聞き取れるハコってありそうでないんですよね。一つだけ希望をいうなら、ミュージックチャージ2,500円は高いです。お酒や料理でも代金を取るのだから、2,000円にして欲しいです。
here-comes-the-sun-sun-sun.com

動画


タッキーさんの名唱。この曲は単純な曲ながらライブでよく聞かせるのが難しい曲です。それだけにこのメンバーのスキルが高い証拠です。ちなみにこのバンドは、この日のライブのために結成された名無しバンドです。ジョン役とポール役の人は5年ぶりらしいのですが、それでいていきなりここまでの演奏ができるとはスゴイです。

怒りは暇人の娯楽

ネットには怒りを表現した投稿がやたらと多い。
無縁なのはFacebookぐらいだ。

どうしていいかわからない、何から始めていいのかがわからない。それがいちばん困る、でも、「悪いのはこいつだ」という「諸悪の根源」の名指しがあると、話は簡単になる。「こいつ」を叩き出すために何をすればいいのかについて、具体的な手立てを考えるという「当面の仕事」ができるからである。人間は何かをして、頭を使い、身体を動かしていると、何もしていないときよりも、生命力が亢進する。「これが諸悪の根源だ」という名指しが可能であるなら、どんなデタラメな境界線でも引いてみる方がまったく引かないより、やることができるだけ「まし」なのである。

「怒りは暇人と愚者の娯楽」と喝破したのは心理学者だったか、哲学者だったか。確かに暇を持て余している人ほど、怒りを費消しているように思える。無為で情報が脳内に何も生成しない状態よりも、怒りがトリガーとなってテキストが脳内に横溢したほうが、人は「楽しい」らしい。怒って不快感を表明しているようでも、実際は楽しい、その感覚で自己同一性を何とか保つ、そういう歪な構造が成り立っているらしい。

「怒りの主体」であることが、己に思考回路があり社会性を持っていることの最低限の自己認識ツールとなる。だからこそ寂しい人は怒りやすい。怒りを表明することで。「オレハココニイル!」と虚空に向かって叫ばざるを得ないロンリーな人が溢れかえっている。

「怒りを共有して共に闘う」これは人間、特に成人男性には本能的にインプットされた仕組みだ。この本能に無制御に従うと破滅が待っているのは、多くの戦争の歴史や、ファシズムの台頭等の歴史が教えるところだ。

煽り運転の容疑者を執拗に放送したり、隣国の愚かな怒りから生じる愚政に怒りまくったり、ネットがギスギスし過ぎていてTwitterを眺めるのさえ、ウンザリしてしまう。愚かな対象に対しては、「怒り」ではなく「呆れる」ぐらいでよいと思う。怒ってテキストを書き散らして、鬱憤を晴らす連中とはかかわりたくない。人生の無駄だ。

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Google PhotoとMap

Googleフォトに写真をアップロードしておくと、Googleの方から「この写真をMapに提供してくれませんか」というオファーが届くことがある。GPS非内蔵のコンデジで撮った写真なのに何故?と最初は訝しかった。

写真撮影の時は常にスマホも持ち歩いているので、位置情報から写真の内容を解析しているのだろう。Googleの技術力はちょっと恐いかも。とはいえ街角スナップを提供しても何も困ることがないので、自分の写真が人様の役に立つのであればと、マメにアップロードするようになった。

結果

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写真によってはスゴイ閲覧数になっている。マイブームだった市街地天然温泉の写真が特に閲覧数が多い。観光地は他の人もたくさんアップロードしているので、どちらかといえば、ちょっとした集客施設の外観とか店内写真の閲覧が多い。5万以上の閲覧数がある写真も数えたら5つもあった。

9万アクセスあるなら90円ぐらいはキャッシュバックしてくれないかな・・ などとセコいことを考えてしまう(^_^;