2022-01-04 愚かな人 ひとりごと もっとも愚かな人間とは、自分を哀れむことを躊躇しない輩。 分かっているけれども、昨年はずいぶんと愚痴った。数少ない知人にも愚痴ってしまった。自己憐憫を自己同一性の依り代としている人間は例外なく嫌われる。経験則でもそうだし、多くの賢人も同じことを語っている。自らを哀れむことで反発力のようなモノが生まれたらよいのだが、現実は更に気力を奪うマイナスの作用しかない。人生の苦しみなんて病苦と別離だけで十分だ。