寒さが緩み、待望の大口受注があり、次年度の展望が開ける話が舞い込んできた。あと5営業日、この運気上昇ムードで年末年始休業に入りたい。
庶民のデザインツールとして
canvaというクラウド完結型のデザインツールのシェアが増えている。以前からこのサービスを利用した印刷物の取扱に手を上げてきたことが実を結びつつある。
canvaに刺激されて総本家Adobe社も類似サービスを始めた。二匹目のドジョウというよりも、遅れてきた本命というべきか。早速、いち早く出力データの印刷に対応することを表明してみた。
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まだ色々と問題は山積みだけれども、豊富なバックボーン技術をたくさん持っているAdobe社だから、将来的に大化けする可能性がある。現状はそこまで真剣ではないというか、既存の自社の食い扶持を減らす可能性があるので、canvaとの対抗上、やむを得なくという側面が強いのだろう。
ソフトウェアがなくてもブラウザだけで完結するツールは増える一方だ。非力なChrome Book端末でも、気楽にデザインができてしまう。世の中には高度なデザインができるIllustratorやPhotoshopのようなソフトウェアよりも、簡単かつある程度のクオリティの担保があるデザインツールの方がニーズが確実に多い。今後そういったニーズを掬い上げるサービスの競争が激化しそうだ。優れたテンプレートが無料で大量に手に入るようになると、場末のデザイナーの多くは食っていけなくなるだろう。
そういうトレンドは既にかなり前から続いているわけであるし。今後その傾向に拍車がかかるはずだ。遠くない将来ＡＩがテキスト情報だけを取り込んで、勝手に最適なデザインを創ってしまう、必然的にそこまで行ってしまいそう。そういう時代になってもなお、紙媒体が残るかどうかは微妙なところだ。
