天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

淡々とやれ

『お前が今までどう思ってきたかとかは要らんねん。淡々とやれ』

過去の実績とか過去の所属組織とか学歴等々は渡世の役に立たない。我々が日々他者から査定されるのは「今現在、いくらの付加価値を生み出せるか」と「他者に不快感を与えない言動と身なりをしているか」この二つだ。ほんと二つだけ。

今持っている能力が誰の役にも立たないのであれば侮蔑と孤独を甘受せざるを得ない。だからこそ人は日々ベストを尽くす、少なくとも粗相をしないように生きている。それが当たり前の市民の感覚だ。

ところが、メンヘラにはこの感覚が身についていない。過去の経緯を考慮して査定されるのが当然だと思っている。そして不当な査定を常に感じていつも不機嫌で誰かを怨嗟している。結果、漂う負のオーラが他者との距離を更に広げてしまう。まさに負のスパイラルだ。

過去についても配慮されたければ、現在の自分の価値を上げるしかない。過去の時間軸を含めて人を査定するのは肉親と配偶者ぐらいだ。その事実を受けとめ「淡々」と日々の生業を消化することが、穏やかに生きていくための前提条件だ。
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