もはや業務上過失ではなく、連続殺人だよねコレ。大企業ほど社風は変わらない。俺が新卒で入った上場企業もパワーハラスメントが日常茶飯事だった。メンタル脆弱な俺が5年務められたのは、4年半は離れ小島のような地方営業所勤務で直属の上司が人格者だったからだ。そして大阪本部に異動してパワハラ上司にメンタルを殺されて逃げるように辞めた。一応名の通った大学を出て1兆円の売上げがある大企業に就職できたのに、バブル崩壊後に逃げ出すのは相当まずい。それでも最初は、その憎らしい企業のネームバリューで転職できた。あとのことは書かない。思いだしても仕方がない。
その会社は自殺者なんて出て当たり前みたいな雰囲気だった（今はどうか知らないが）。特に工場勤務では毎年のように場内の塔から投身自殺者が出るので、厳重にバリアされていたらしい。工場内の事故も多発し、工場事務所には片腕のない元ブルーカラーが複数いたりした。ネットがない時代だから企業内での自殺者や事故死は簡単に隠蔽されたし、情報が漏れてもメディアは特にニュースバリューを感じなかったようだ。
パワハラ耐性は個人差が大きく、まったく気にしない人もいれば死を選ぶ人までグラデーションが著しい。未だに体育会系を企業が採用しがちなのは、概してストレス耐性が高いからだ。死に至る人がいるということは、死ぬほど苦しいけれど死ねない人間はその100倍ぐらいはいるだろう。あぁ嫌だ嫌だ(-_-;
