Fragile

ハッピーマンデー明けの火曜日は忙しい。ほとんど法則だ。

多忙は悪くない、ワーキングハイになって楽しくなるし、時間が早く経つ。終業後の充実感もある。

しかし、クレームが一件発生すると躁状態が反転して非常に辛くなる。今の稼業も長いのに、トラブル発生時の対人摩擦耐性が上がらない。むしろ加齢するに従って、メンタルが脆弱になっている気さえする。

問題が起こると脳内が「自分の声」「他者の声」「メタ自分の声」で一杯になって制御できなくなる。不安に陥ると脳内にテキストが溢れ出す。「不安を文脈の力でかき消そうとするタイプの人間こそが不幸」 こういう箴言をなんらかの書物で読んだことがあるが、その通りだ。

仕事だけではなく、対人摩擦の解消に文脈≒理屈は役に立たない。脳内に理屈を詰め込んで交渉すると「意に反して」の結果で終わってしまう。理屈・理路よりも、他者を最大限尊重しつつ情に訴えるのが、問題解決のコツだ。自分の理屈にこだわると、簡単な問題さえ時として解決不能に陥ってしまう。

そのあたりは馬齢を重ねて腑にも落ちているのだけれども、生まれついての精神脆弱ゆえ、役に立たない理屈という名の屁理屈の生成は止められない。この壊れやすいメンタルは取り替えようがないので、諦念と共に生きていくしか術がない(-_-;

赤穂の海-2