ついに安くて音の良いイヤホンを見つける

上海問屋LC-914267 ハイレゾ対応 10mmダイナミックドライバ搭載 カナル型イヤホン (ブルー)|BTOパソコンならドスパラ公式通販サイト

愛用していた1万円ちょっとのイヤホンが死亡。片側しか音が出ない。気分的にあまり高いのには買い換えたくない。結局「安物買いの銭失い」を地で行って5千円超の散財の末にたどり着いたのがこの機種です。

そんなにドスパラとしても大々的に売り出したいわけではないらしく、高級機種と違ってドスパラの店頭とサイトでしか買えないようです。これが気になったのは「ベリリウム採用」に尽きます。二昔前、高級スピーカーのツイーター素材として憧れの素材でした。解像度が高いのに自然な響が特徴で特にピアノの再生と相性がよいとされてきました。

ただベリリウムは製造過程で猛毒を発生させるらしく、粉末のベリリウムを吸引するとアスベストが裸足で逃げ出すぐらい強い発がん性があるのでオーディオ機器の素材としては好ましくないということで使われなくなって久しいです。

それがなぜか中華製とはいえ2千円未満のイヤホンに使われているのです。中国ではレアースが政府の失策によって暴落し、だぶついたベリリウムの使い道として選ばれたのでは・・・そんな妄想をしてしまいます。

多分にプラセボ効果が影響を及ぼしているのは最初に認めるにしても、とても2000円未満の音ではありません。買って失敗した安価なイヤホンと比較すると解像度が高いのに刺激的な音が出ない自然な音像が特徴です。安価タイプでは破綻しやすいブルックナーの交響曲も無理なく鳴らしきった点からも、コストパフォーマンス抜群の逸品であることは間違いないでしょう。

ドスパラの店員さん曰く「特に宣伝もしなかったのに口コミでよく売れた、三色揃っていたがもうピンクしか残っていない」とのことでした。というわけで私が購入したのもピンクというかシルバーピンクです。色は好きになれないですが音質には大満足です。ベリリウムの危険性に疎い中国の誰かが犠牲になっているかもしれません。そうおもうと、この安価なイヤホンに不思議な存在感を感じます。