不安の正体

不幸は「不安」と「身体的不快感」から成り立っている。
細かくいえば「不安は脳が感じる不快感」だから同じかもしれない。

「不安」は「過去にあった不快なこと」を材料に
「将来起こるであろう不快なこと」を想像するから生じる。

このこと自体は過去を糧として未来のリスクを減らすことだから
生きていくためには必要なことだ。

ただ「過剰」は何ごとにおいても害であって
「過去の過剰参照、未来の過剰推察」で脳が暴走すると
「今、ここ」が消失してしまう。
そして制御しきれなくなった結果、心が病む。

よい過去を参照して未来を希望に満ちたものにすればよいのだが
心は本質的に肉体を守るためにあるので、その方向に心は本当に鈍い。
過去の成功体験を執拗に反芻して、失敗を続ける残念な人はいるけれども・・・

ですので、
「過ぎたことと、未だ来たらざることについて考えるのは最小限にしましょう。」
という智慧はその通りだと思う。