天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

音楽サブスクリプション無料祭り

Appleがロスレスサービスを値上げなしで、お試し3か月無料なんてことを始めたので、AmazonもSpotifyも対抗として長期間の無料キャンペーンをやっている。Amazonを解約したばかりなので、早速Appleを試し、Spotifyを再開した。Amazonの前はSpotifyにカネ払っていたのに、再び3か月も無料とは大バーゲンだ。

Spotifyのイコライジング

ロスレスサービスの解禁が年末になりそうで一番焦っていそうだ。しかも値上げできそうもないので収益増を見込んでいたSpotifyの経営陣は頭を抱えているかもしれない。

現在、無料でAppleとSpotifyを利用しているけれど、三社を比べるとSpotifyがロスレスがないのにもかかわらず、一番音質がよく聞こえる。あからさまにスマホ経由のイヤホンや小型スピーカーで聴くときに音質がよくなるように調整されている。さすがに専業といったところだ。

なのでBGMとして聞き流すにはSpotifyで十分だ。ただメインスピーカーで大音量で聞くとイコライジングが過ぎたように聞こえる。これは仕方がないのであろう。正直、クラシックをちゃんと聴くにはAmazon HDが一番よかった。無料期間が終わったら値下げになったしAmazon HDに戻ろうかなと考えている。

最近聞いている音楽

バッハのマイブームが一段落して、またエレクトロニカが増えているが、ここ数日は昔Spotifyで自分用に作ったプレイリストが残っていたので聞き直している。自分で選曲したのに2年ぐらい間が開くと妙に新鮮かつ知っている曲ばかり(当然だが)なのは愉しい。

せっかくなのでシェアしよう。おそろしいほど80年代に洋楽を好んでいた人間の典型リストになっている(苦笑)

三年前に作ったプレイリスト

Bluetoothスピーカーの用途

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ちょっとした高級オーディオがリビングにあって、仕事部屋にもそれなりのアンプとスピーカーを設置している。にもかかわらずもう一つスピーカーを買った。日曜に怒濤の散財をしたときの戦禍の一つだ。

寝るとき「睡眠導入音楽・環境音・ホワイトノイズ」を聞いている。7インチのタブレット内蔵スピーカーで鳴らしていた。この手の音源にはタイマーがセットしてあるので寝落ちしても鳴り続けるということがない。その利点だけで長期間にわたってタブレット内蔵スピーカーを愛用してきた。

とはいえやはり音質が芳しくない。そこでBluetoothスピーカーの出番。一度ペアリングしたら、そこそこの音質で自在に音を操れる。

fレンジもdレンジも狭いのだが、フルレンジ一発の無指向性スピーカーというのは独特の音の良さがある。音像が引き締まっているし、自身に対して6畳一間でも空間が相対的に広くなるので、独特の音場を感じることができる。

例えばこういうライブ盤を聞くには、予想外に相性がよかったりする。

Live / Dead

Live / Dead

  • アーティスト:Grateful Dead
  • 発売日: 1994/11/16
  • メディア: CD

もちろん本来の「持ち運びできる充電スピーカー」的な使い方も便利だ。旅先のホテルでそこそこの音質で音楽を楽しむことができる。屋外でBGMがほしいときにも大活躍する。

師走と仕事と新アンプと

仕事

お陰様で10月に続き11月も前年度月比でプラスでした。9月の時点で一直線に転落していく不安に陥ったことを思えば、ありがたい限りです。とりあえず正月は無事に迎えられそう。12月は例年、忙しい割には売上が上がらないです。小口の年賀状等が多いからでしょう。

来年は第一四半期にサイトのバージョンアップを敢行したい。サイトのSEOのコアとして動画コンテンツの配信を始めたい。iPadからの入稿数を10倍に増やしたい等の野望があります。方向性は定まっているので、あとはどれだけ実行できるかです。

新アンプ

TEAC ステレオプリメインアンプ シルバー A-R630MKII-S

TEAC ステレオプリメインアンプ シルバー A-R630MKII-S

キャッシュレス還元とクーポンを併用して1万7千円台で購入。1年ほど4,980円の中華アンプでしのいできたが、早くもボリュームが劣化してきたので、評判のよい廉価プリメインアンプを買った。

驚異のコストパフォーマンス

ひっくり返るほど高音質です。メインの15万円のアンプと比べても低域の重心の高さ以外では差を感じません。この値段でこの性能はにわかに信じられませんでした。TEACはデノンと違って価格毎に音質のグレードを調整する必要がないので、21世紀のパーツを使えば、前世紀10万超の音が原理的に出てしまうようです。

KENWOOD LS-SG7がマジで銘機でした。

lex.hateblo.jp

送料込み3600円で入手した20年前の廉価スピーカーKENWOOD LS-SG7。最初の印象はfレンジは広いがDレンジが狭いでした。20年前の廉価スピーカーですのでエージングもなにもないとおもっていました。しかし、3日ほど大きめの音量で鳴らし続けると音が激変しました。Dレンジ(ダイナミックレンジ:小さな音と大きな音との広がり)がグンと拡大して、実にHi-fiなサウンドになりました。メインオーディオとの比較ですのでプラシーボではないはずです。

状態の良さから一〇年以上通電せずに冷暗所に保管されていたのでしょう。なので振動板が硬直化していて鳴らし続けた結果ほぐれたようです。4,500円の中華アンプでここまで良い音で鳴るのだから、ちゃんとしたプリメインアンプで鳴らせば、故長岡鉄男氏が絶賛した理由が更に深く理解できそうです。

長岡鉄男絶賛機ということでヤフオク等でやたら強気な値付けがされていることもありますが、量産されたスピーカーですのでメルカリ等で探せば、5,000円以下で入手できるのでコスパ良すぎです。真の意味でのHi-fiスピーカーですので低音がドカドカ鳴ったり、高域を強調した音作りでないと良い音判定しない層には良さが判らないかもしれません。

KENWOOD LS-SG7落札

1999年の長岡鉄男氏のダイナミック大賞グランプリJr受賞機

20年前にペアで2万1千円ながら故長岡鉄男氏がハイコストパフォーマンスとして絶賛したKENWOOD LS-SG7をメルカリで落札しました。送料込みで3,600円ですので、伝説をタダみたいな価格で入手できたわけです。
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20年分の経年劣化もありますし、過度な期待は無用です。能率が低いのでハイパワーアンプで駆動するのが前提での受賞なので、中華デジアンプだと期待するのも違う気がします。

サランネットこそ欠品しているものの商品の状態は極めて良く、ありがちなタバコのヤニ汚れもありませんでした。能率が低いのでボリュームをかなり上げないと十分な音量が出ません。愛用スピーカーのTEAC S-300NEOと比較するとfレンジは明らかに上、Dレンジは負けといった感じで一長一短です。アンプをよくしたらDレンジの狭さは長岡鉄男を信じるなら解消できるはずです。

アンプやプレイヤーは20年も前の製品だとパーツが劣化して実用に耐えない場合がおおいですが、スピーカーはその点、旧くてもちゃんと使えるのはイイです。とりあえず長岡ブランドを楽しむつもりで、しばらくサブオーディオのスピーカーとして働いてもらいます。

追記:7月5日

lex.hateblo.jp

開拓者 長岡鉄男 ([MOOK21]シリーズ)

開拓者 長岡鉄男 ([MOOK21]シリーズ)

Music Center for PC が良くなっていた

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ソニーの音楽管理ソフトが劇的に良くなっていると某ツイートで知ったので再インストールしてみた。3年ほど前まではMedia GoというiTunesのパチモンみたいなソフトだったが、それがMusic Centerというソフトに入れ替わった。しかし、初代のMusic Centerは吐き気をもよおすほど出来の悪いソフトだった。あまりに評判がよくなかったためバージョン2で見た目からして一新された。おそらく最初からプログラムを書き直したのだろう。そしてVer.2もアップデートを重ねた結果、現在評価が急激に高まっている。

ダウンロード | Music Center for PC | ソニー

ソニーのウォークマンシリーズ利用者のためのソフトなので、他社製のハードに直接データ転送できないという大きな欠点があるが、それ以外は素晴らしいソフトウェアだ。極限まで簡略化されたインターフェイスがスッキリして良い。やたらと肥大化した他の音楽管理ソフトと比較すると、直感的に操作できる点が特に評価できる。

CDリッピングの性能が良い

個人的にはコレがポイントだ。長らくリッピングソフトといえば古臭いインターフェイスのEACしか実質上の選択肢がなかった。他の管理ソフト付属のリッピング機能を使うと明らかに音が悪い。iTunesもMedia Goも運営会社の思惑からリッピングの精度を悪くしているのではという陰謀論がまことしやかに流布していたぐらいだ。それが新バージョンのMusic CenterはEACと同等かそれ以上の品質がある(ように感じる)可逆圧縮でハイレゾの基本フォーマットとなったFLACで気楽にリッピングできる。プラグインソフトを組み込む等の手間も不要だ。

ハイレゾに完全対応

WASAPIとかASIOといった高音質化機能へのアクセスが一番上層にある。また圧縮音源を疑似ハイレゾ的に良くするDSEE HXという機能が最初からオンになっている点も大きく評価できる。USB DACを経由したハイレゾ再生も満足できる音質だ。

リッピングの定番ソフトとしてお薦めできる。

スッキリしたUIと、しっかりしたリッピング性能と再生音と、美質がハッキリしている最新バージョンのMusic Center for PCは、自信を持ってお薦めできる良ソフトウェアだ。