You don't know what you got, until you lose it
Oh baby, baby, baby gimme one more chance
失うまで自分が持っているものに気がつかない
あぁ、お願いだチャンスをくれ もう一度
このジョンの唄を17歳という多感なときに聞きました。「失って初めてわかること」について嘆いた唄です。スパースターにも喪失の慟哭があるということに驚いたものです。 その時以来、「今持っているけれども、そのありがたさに気づいていないことは何か?」こういう自分への問いを早くに内面化できました。功罪あるので、よかったとは言いきれませんが。
今、自分が失いつつある将来的に取り返しがつかないことは何か? これを意識できる人は人生におけるリスクと悔恨を減らすことはできるはずです。尤も、パッとしない私の人生ですが、滅多に「チャンスをもう一度!」と悔やむことはありません。仮にまた同じ局面に遭遇したとしても同じ選択肢を選ぶだろうという諦観があるからです(-_-;
*当時はビートルズ時代のシャウトを彷彿させる曲と大変好意的に受け取られました。