天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

AIが身近になる2023年夏

土日返上で200ページ冊子のデータ最適化と修正に時間を充てていた。しかし、PhotoshopのAI機能とActionscriptの連系で予定していた時間の五分の一の時間で概ね終わってしまった。。

DTPの後処理なんぞ定型作業の繰り返しだから、自動処理の恩恵を受けやすい作業だ。そして、従来は自動化できなかった微妙なさじ加減を要求される作業をAI機能が代行してくれる。この合わせ技で驚くほど仕事が楽になった。

私は単純に楽になったと恩恵を今のところ享受する立場だけれども、Photoshopのレタッチ職人は仕事に経験則の積み重ねが要求されなくなって、作業単価が買いたたかれるようになった。逆にそのキャズムを利用して、さぞ苦労したように思わせながら、単価の高い仕事が出来るという先行者利益もある。難しいところだ。

デザインワークをAIに任す流れも加速している。近いうちにキラーアプリケーションかクラウドサービスがデザイナーの仕事を奪うのは間違いない。紙という物理メディアに落とし込む印刷の需要は、減っていっても急にはなくならないだろう。何でもかんでもディスプレイには出来ないし、包装紙を液晶や有機Elにするわけにはいかない。

AIを駆使したビートルズ新曲の予想フェイクw

別に音源からボーカルとノイズを分離するぐらいなら、スーパーコンピュータを使わなくても、パソコンで遜色ないアウトプットが出来る。なので、9月を待たずに事前情報を元に「おそらくこんな仕上がりになるだろう」と一ファンが、サクッと作ってしまった。

おそらく直ぐに削除されるだろうから、今のうちの閲覧を推奨しますw

検索よりChatGPTやBeingチャットを利用することの方が多くなったし、フリー素材を探さなくても欲しいイラストを著作権気にせずに入手できる。AI普及の加速はスゴい。スマホの進化は止まってしまったけれども、AIの進化はこれからだね。行く末がどうなるかを見続けてみたい。

ビジネス老いの坂

都合の悪い状態は万事「老い」のせいにして、自分を責めたり、ましてや他者を責めるなんて無駄なのでやらない。

昨日も書いたけれども、仕事のマーケティング活動に身が入らない。コロナが収束して、リピーター顧客様の発注頻度が増えていることに助けられている状況だ。

近年力を入れているマイナーなデータ作成方法(マイナーアプリ・ソフトウェア・クラウドサービス)で作られたデータの処理を売りにして、一定の成果は上がってはいる。しかしながら、こういった顧客は特性上リピーターになりにくい。業務として定期的に作成するのではなく、必要に迫られてやむなくというお客様が多いからだ。

未だに売上の柱はネット印刷に伸び代があった13年から7年ぐらい前までに信頼関係を結べたプロフェッショナルな顧客だ。プロフェッショナルなので、こちらで入稿データを修正する必要が無いし、注文単価が概して高く、頻度も高いといいことずくめだ。

問題は特にコロナ以降、そういった顧客の母数が増えないことだ。もっと私が新卒から印刷業界にいる手練れのプロフェッショナルだと認知させる方向に宣伝をした方がいいのか・・・ でもネット上にいる本当のプロフェッショナルと比較すると、私の知識なんぞ大したことないし、そういう尊大な方法は性格的にできないし、やはり自信が無い。

色々考えたけれども、やはり結論は何度もここにも書いているように「受注単価を上げる」一択だろう。具体的には冊子の印刷だ。単価が高いし、増刷がかかりやすい。それに冊子データの最適化は知識が必要で、DTPワークが得意だからといって、冊子印刷のお約束を知っているのはプロフェッショナルレベルの人でも少ない(出版社系は大手の印刷会社としか取引しない)

中綴じ冊子のデータ最適化ぐらいなら、Illustratorでも問題ないのだが、冊子に特化しようとすればInDesignを学習しないといけない。ネット印刷のデータ処理で必要になるシチュエーションは5年に一度ぐらいだから、費用対効果が悪いと学ばなかったのだが、やってみようかな。駄動画量産のスキルを上げても一円にもならんわけだし・・・

Gmailのトラブル

support.google.com

Gmailを利用している顧客は全体の半数にはなる。その顧客への自動返信メールが届かなかったり、届いても相当な時間差が生じて商売に弊害が出まくっている。このGoogleのセキュリティシステムの強化に伴うとばっちりで相当金額を失った可能性がある。

復旧処理をお願いしたのだが、Googleのさじ加減に左右されたり、この件で問い合わせが殺到しているらしく対処が遅延している。メールというインフラの多くを海外の企業に委ねているリスクが顕在化した形だ😥

いろいろ滞って思考力も低下、腰痛顕在化の兆しが消えない。焦っても気力が回復しないことは経験則で知っているので、いっそのこと当月は諦めて弛緩するか・・・ などと低空飛行__

結局は体調である②

母の骨折と入院、および自身の再手術と回復、コロナ禍化が終わってのビジネスの復調等々が一段落した。

それに連動するように、先月中ほどから当月上旬は売り上げが軟調。しかし、それも勢いが戻ってきた。今週の感じなら当月の売上は五月を上回りそうだ。

コロナ前まではどんなに低調でも「これ以上は下がらない」という絶対ラインのようなものがあった。コロナでその底が抜けてしまったわけだが、それが多少復活しつつあるような手応えがある。これは10年以上商っているが故の、リピーター様との絆のお陰であり、お得意様というのはつくづく有り難い。

体調うんぬん

五十路以降はメンタルヘルス以上に肉体の劣化が人生の課題になった。加齢は当たり前だが不可逆。今後ますます人生における健康問題の比率が増えていく。

やることといえば既に考えるまでもなく、肉体に負荷をかける頻度と、食の節制・摂取栄養素の最適化に帰結する。それ以上に健康に関して、あれこれ考えても答えはない。実行するかしないかだ。

このところ、食の節制が全然上手くいかない。毎日500カロリーぐらいは余分に摂取してしまう。単調な生活だと、どうしても食べることが一つのイベントになってしまうので、恐ろしく削りにくい。

玄米だけを食うことにして糖質の制限を狙ったのに、結局、炊飯量が減って、別の糖質を摂取するように変わっただけになってしまった。この方が明らかに体に悪い。

今やっている健康法は「白湯を意識的に飲用する」「食べるときは意図的にゆっくり食べて3倍の時間をかける」だけだ😅。
何もしないよりマシという程度。

最高の体調 ACTIVE HEALTH

最高の体調 ACTIVE HEALTH

  • 作者:鈴木祐
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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AIに詳しい印刷業従事者になろう

今年に入ってから実用化されたAI処理が身近に次々と現れた。ChatGPTの賢さに驚き、画像生成エンジンの柔軟さに驚いている。日々の仕事の相棒であるAdobe系のソフトウェアにもいよいよ本格的にAIの処理が実作業に役立つレベルにおりてきた。

既に数年前から足りない塗り足しを「コンテンツに応じて塗りつぶす」で処理して恩恵を大いに被ってきた。このAI処理で塗り足しが足りなくて困るデータがなくなった。未だに塗り足しがないだけで、データを突き返すネット印刷会社があるから、大きなロングテールを拾うことが可能になった。

4,5年前から「AIが仕事を奪う」と世間で喧伝されていたが、イマイチピンとこなかった。しかし、ここ半年ほどの盛り上がりで、アレはまったく話題のための話題ではないということがよく分かった。

自分の齢では多少ハードルが高いかもしれないが、これから生き残って行くには「AIに奪われる側」ではなく、「AIを使いこなすスキルを持った側」に入ることが必要だ。幸いAIは基本的に「人間の手には煩雑なことを省力化してくれる」ことに特化しているので、会得にそれほどの知力が必要なようには現時点では見えない。

こういうのは「アーリーアダプター」が完全に有利なのは、過去の歴史が証明している。とりあえずChatGPTとAdobe Firelyを他社に先んじて使いこなせるように体系立てた学習を始めたい。

AI生成した「5月病のサラリーマン」

仕事に関する動画の一本目を作成完了\(^O^)/

長らくやるやる詐欺になっていた販促に結びつく動画をやっと一本作ることができました。制作時間は90分ぐらいでしょうか。趣味では気楽に作れても、仕事だと妙にハードルが高くなるという問題をクリアできて、気分爽快です。これからドンドン量産していきたいです😀