バロック音楽に「リコーダー四重奏」というカテゴリがある。小学校で誰もが吹いた縦笛を大小四本揃えて曲を奏でるという形式。単音しか出ない楽器だけれど四本揃えば和声も表現できる。ピアノソナタも置き換えられるし、一本足せば、弦楽五重奏曲も置き換えることが出来る。
これがどの曲もなんか天国で聴いているような夢心地のサウンドなのだ。弦楽四重奏や五重奏は弦だけだと響きが刺々しく感じることもあるけれども、リコーダーだとある意味曲の美しさが際立つような気がする。
響きのよいホールで録音しないと綺麗に録れないので、雰囲気の良い高音質の音源ばかりなのも良い。
音楽サブスクリプションに加入している人は是非「リコーダー四重奏」というワードで検索して聴いて欲しい。