天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

幸せのハードル

先週も今週も週末は予定がなく、アテのない外出で時間を潰し、サイゼリアで昼飯を食い、ドトールで珈琲を嗜みながら将棋ウォーズに興ずるだけ。あとは当たらない馬券を買っては溜息を漏らしている。

それでも日に日に骨折箇所の痛みが減っていき、腕の可動域が広がっているのを実感するだけで、なんだか小さな安らぎを感じる。マイナスの状態から戻りつつあるだけなんだけれども、退屈とかつまらないという感覚も、それはそれで幸せなのだと、ハードルを下げての自己満足。

マイナスを体験するだけで、無為な日々が輝く、ありがちな逆説。借金苦を味わったことがあるなら、少ないながらも口座に数ヶ月分の余裕があるだけで、心には安らぎが宿るだろう。

ウクライナにも自分の人生を恨んで悔やんで鬱屈としていた人たちは当然いるはずだ。それでも「戦争がなかった分だけは、幸せだったんだ」と考えているんだろうな。

失う前に享受している今現在の自分に感謝することは、やはり大切だ。陳腐だといわれようと大切だ。