TPPの是非

TPP慎重派は民主主義の話をしているのに、
TPP推進派は資本主義の土俵で議論を進めようとするから話が噛み合わない

リフレ政策同様、TPPの是非についてもよくわからない
信頼している識者も肯定派と否定派に分かれている

もっとも肯定派も
「懸念されるような事態に陥ってしまうと懸念するのは被害妄想的」
といっているだけで積極的肯定はないようだ。

「グローバル展開している巨大法人に代表される資本主義陣営が
国民国家や民主主義を脅かしている」
こういう考え方はパターナリズム批判
(邪悪な父性的な何かが弱者を正義の名の下に脅かす)
として切り捨てるべきなのか、ダメなのか。

「障壁の少ない自由貿易」というのは字面は綺麗だ。
その恩恵がグローバル資本法人だけではなく
国民国家や個人までトリクルダウンされるのかどうか、
判断するとしたらそこだろう。

トリクルダウンなんて妄想で実際には不利益ばかりだ
既得権益者の立場から発せられている文脈がTPP反対派のロジック。

既得権益者」といったらワルモノのような気がするが
「日本国民である」というのは世界的に見ても
最上級の「既得権益」のひとつなので、
それを守ろうとする層がいるのは、
自然なことだし否定すべきことではない。

結局は「損か得か」で紛糾しているだけなので
個人的には冷めた目で見てる(-_-;


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(2011/03/17)
中野 剛志

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