今読んでいる本に「進化心理学」についての記述があった。
内田先生も似たことを仰っていたので一層、心に染みついた。
どういう内容かというとホモサピエンスが誕生して50万年
そのうち48万年間続いた旧石器時代の暮らしに人間という生命体は
最適化されているという、いわれてみれば納得せざるを得ない理屈というか理論だ。
肥満は人類はその歴史のうち殆どを飢餓の苦しみの中で生き抜いてきた結果
獲得した栄養の備蓄策である。飽食の時代なんて人類の歴史から見たら極々最近の
慶事に過ぎないので、食べ過ぎに体が対応していないのである。
次に人間は50人を上限とする集団生活を営むように最適化されているという説である。
要は人は一人では生きられないということだ。
私のように週7日は電話とメール以外で他者と接しないという生活は人類という生物の
本能に著しく反した生き方なのだ。
こんなふうに列記すればいくらでも書けるけど
要するに俺は反生物学的な生き方をやらざるを得ない境遇にいるわけで
誠に遺憾に存じます。 っていうことだ。 うひひ
進化心理学入門 (心理学エレメンタルズ) (2005/06) ジョン・H. カートライト 商品詳細を見る |