天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

金曜雑記

ダービー・宝塚記念と高額配当をゲットできた。それ故にここ数ヶ月浪費傾向があるのに残高が通常の感覚からすると倍以上あるのでニンマリしてしまう。

上京前日

明日から東京で二泊三日。月曜早朝の羽田発で戻るので二泊目は宿を取っていない。簡易三脚を持参して夜の東京を撮影しようかなと考えている。明日の晩は旧友との食事会、明後日の晩はビートルズ研究家の野咲氏のマニアックなトークショウを観に行く。それ以外の時間はポスティングを少しやって、あとは東京観光だ。

行きたい場所

結構煩雑に上京しているのに彷徨くのは新宿・渋谷・秋葉原・神保町ばかりだ。今回は意識して"東京観光"を演じてみるつもりだ。写真撮影的にもスカイツリーは是非観てみたい。あと浅草とか国会議事堂とかそのあたりかな・・・ 毎回必ず行っていた西新宿のブート街だけれども、行く理由が完全に無くなった。新音源がでてもすぐにネットに放流されるし。

Wordpress

本業サイトにWordpressを組み込んだ。好奇心で一度チャレンジしたことがあるけれども、今回はサイト本体との融合作業があるので組み込みからプロに依頼した。趣味でいじくる分には気楽でよいけれども、いったん仕事だと考えると急に敷居が高くなる。いつものことだけれども。 組み込んだ理由はドメイン下のテキスト量を増やすにはブログ形式でコンテンツを日々増やせるWordpressが一番便利だからだ。煩雑に更新して、そのテキストに一貫性と独自性を保てればSEO上、必ず大きな力になるはずだ。私はこのブログを執拗に更新しているようにブログの更新は得意技だ。それと本業を絡ませるのは上策だと自画自賛している。

来日外国人が撮った写真

こういう雰囲気のある写真を撮れるようになりたい。

メールの文字装飾について考える

「メールはプレーンテキストで」というのが常識だった。
今でも常識かもしれない。

しかしこれだけGメールを始めとするWebメールが普通になって、ボールドや下線・文字色程度で文字化けすることがほぼ無くなった。顧客からのメールも重要箇所の文字色を変えていただいている方が、瞬時に必要な情報が理解できて大いに助かっている。スマホも普及して随分経った。リッチテキストだけでなく、HTMLで記載されているメールでさえ、相手に送信内容が伝わらないというリスクを想定しづらくなった。

もう2017年であるわけだし、効率よく情報を伝えるためにある程度の装飾は許容されて然るべき時期にきたのではないだろうか? 試しに現場宛てに、伝票に追記して欲しいテキストをボールドで強調してみた。受け手側でそれを再現できないということは、既に考えられない。

ビジネス文書に絵文字はやはり不要だとおもうし、印象もよくないだろう。しかし、ボールド処理と文字色を変えるぐらいは、読み手への気遣いとして、これからは積極的に許容するべきかもしれない。

そういえば私はブログでも文字装飾は原則やっていない。それも意識を変えるべきだろうか・・

保守的な文学書は文字装飾を嫌う。しかし、ライトノベルの一部は書体を意識して変えたり、文字の級数を変えたりと意欲的な作品も増えてきた。日本語は元来アルファベット文化圏より文字が視覚的であるわけだし、日本でマンガ文化が隆盛なのも、情報を視覚的に捉える文化が根底にあるからだといわれている。

ちょっと試行錯誤してみよう。

断捨離欺瞞

Twitterを中心に「流行の断捨離って、社会インフラが日本のように安定しているのが前提で初めて成り立っている点が多大にあるので、あまり断捨離=倫理的に正しい的な空気はおかしい」という意見を中心に議論が沸いている。

どんどん片っ端から捨てても「必要になれば買えばいいし・・・」という気持ちを背後に隠していたら、それは確かに欺瞞だ。断捨離メソッドの本を読んでも「失ったら二度と入手できないモノ」は別物として捉えている。

断捨離ブームはマインドフルネスムーヴメントと通底している。雑念を瞑想によって追い払うように、居住空間からモノを無くしていく。売れている断捨離本は思想のバックボーンとしてマインドフルネス思想を利用している。というか都合の良い理屈だけをつまみ食いしている。

徹底的に捨てることに血道を上げている人もいるけれども、それって逆説的にモノにすごくこだわっているわけで、まして断捨離の成果を日々ブログにアップするなんて、いろいろな意味で本末転倒な気がする。それを商売にした人は頭がいいけれども、単に追随して嬉しがっている人って、深夜テレビの通販で乗せられていろいろ買っちゃう人とベクトルは逆だけれども、根っこは同じだとおもう。

もっとも断捨離以前の「捨てるべきモノを捨てていない」というのは論外だけれども、閾値を超えてモノを捨てようとする浅い人間とは、距離を置きたい。

火曜雑記

ダルい

phaさんにならってこの台詞を嘯いてみる。実際ダルい。サイトのリニューアルは現在、コアとなる部分をプロの方々が実装してくれている。素人の私に今の段階でできることは少ない。それに仕様決定の最終段階でかなり精神力を費消したので、今週ぐらいは少し距離を置きたい。

あと冷房病だとおもう。起床時が特にダルい。鬱々としながら「ひよっこ」を観て少し元気を出してから、珈琲を淹れてお仕事。このところずっとこのパターンだ。「ひよっこ」はなんか萌え系ゆるアニメみたいなノリで、高齢女性には評判が悪いそうだけれども、これほどまでに観ていてストレスを感じない物語というのは、スゴイのではないだろうかと毎朝感心している。

セレクトセールをボンヤリ見ている。

5億8千万円で落札された馬がいた。G1を勝ちまくって種牡馬としても成功しないと元が取れない金額だ。馬を買う人というのは基本的には名誉を得るのが目的だから、収支がマイナスでも構わないのだ。しっかり大儲けしている金子さんみたいな人もいるけれども。

高値がつくのは(1)父がリーディング級の種牡馬(特にディープインパクト)(2)兄姉が活躍馬 (3)名牝系 (4)母が活躍馬かつ若い、このあたりの条件が揃えば揃うほど値段が跳ね上がる。ここ数年の方程式だと父ディープインパクトで母が欧米での重賞ウイナー(複数勝っていると価値が高い)の2番仔か3番仔が一番高くなる傾向がある。

今年は新参の大物馬主としてDMMが参入してきた。キタサンブラックの全弟を落札するなど、全体的にミーハーな馬を競り落としている。でも馬主にもビギナーズラックというのがあって、買い方が若干青臭い方が、大当たりを掴んだりする傾向があるので楽しみだ。

今週末は東京だ。

随分先のような気がしていたけれども、今週末だ。東京時代に仲良くなった人たちとオフ会をすることになった。3人とも個性の塊の様な人たちだ。今の自分は無気力なひとり者に過ぎないけれども、18年前の僕は彼らのように個性的だったのだろうか・・・

【本】ひきこもらない

ひきこもらない (幻冬舎単行本)

ひきこもらない (幻冬舎単行本)

kindleで50%還元セールをやっていたので購入。id:phaさんの処女作はスッキリしない箇所が多くて、その後の著作は読んでいなかった。しかし、この本はとても肌に合った。

著者は組織で働くことが苦手だという一点を除けば、ハイスペックな人だ。人をビックリさせるようなプログラムを書くことができるし、京大卒という学歴も輝かしい。対人関係も臆することなくシェアハウスを主催したりしている。

そんなスゴイ人なのに、この本の内容の半分ぐらいは「僕が書いてもおかしくないというか、すごく似た価値観」で満たされている。最初から最後まで一人称で特定の第三者の影がまったく感じられない。フラフラとあてもなく旅に出るけれども、観光地を積極的に巡るわけでもなく、安ホテルでボンヤリしているのが好きという点なんて、僕とそっくりだ。

基礎スペックが高いのに、自分固有だと思っていた考え方や嗜癖が似ている人が実際にいるという事実が嬉しい。こういう人と巡り会いたいし友達になりたい。もっとも自分の下位互換みたいな人を積極的に友達にする理由が、向こうにはないだろうけれども・・・

相応の知名度があって著作が5冊もあって、組織不適応ギーク界のカリスマみたいな人なのに、虚栄心とか社会に対する怒りみたいなところがカケラも感じられない。そのアンバランスさが、phaさんの魅力の源泉なのだろう。

文体が萩原魚雷さんに少し似ているところも加えてよい。あと三冊の著作が未読なので全部読みたい。