今まで洋楽ロック・エレクトロニカ・クラシックばかりを聴いてきた。
先日、過去のカラオケについて思い起こしたところ、「未聴の素晴らしい邦楽」との邂逅が残っているのではと思いついた。
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大学時代までに好きだった邦楽
大学時代までは「ブルーハーツ・ブーム・長渕剛」だけだった。しかしながら、特定時期の長渕剛のアルバムやTHE BOOMの1stと2ndアルバムは大愛聴盤だったりする。
女言葉で唄っていた時期と男気の長渕のちょうど中間期にある中性的で感傷的な名盤。現在のパブリックイメージからすると、信じられないぐらい全てが繊細。作詞・作曲能力もこの時期がピークだとおもう。あと録音のクオリティが極上。(1983年)
初期の初々しさと、これ以降の才能過剰の暑苦しさのない名作。作詞の巧みさと演奏能力の高さには舌を巻く。この時代のレコーディングにはカネがかかっているなあと思わせる贅沢な音世界が愛おしい。(1989年)
ブルーハーツはアルバムで聴くというより、個々の曲を個別に親しんだ感じ。青空の他にも何曲も好きな曲がある。ベタだけれども「人にやさしく」は大名曲だと思う。あと「ブルースをけとばせ」という曲も好きだった。
90年代~現在まで
大塚利恵・牧野由依という女性ミュージシャンにそれぞれ一枚ずつ愛聴盤があるけれども、それ以外で邦楽のミュージシャンで好きだったのはスピッツだけだ。
東京にいたときにネットで知り合った友人がスピッツ信者だった。影響されて一通りTSUTAYAでアルバムを借りた。一番気に入ったのが当時で既に7年前の2ndアルバム「名前をつけてやる」だ。私的にスピッツはアルバムの出来不出来がかなりある。このアルバムは最初から最後まで全て好きだ。繰り返し聴いた邦楽のアルバムではこれがダントツだ。(1991年)
他はほとんど知らない
日々音楽に親しんでいるのに邦楽のミュージシャンにあまりにも親しみがなかった。なんだかんだいって「言葉の壁」がないのだから、洋楽の新しいアーティストとの邂逅を期待するより、確率がよいのではないだろうか。そうおもうといまだ巡り会っていない名盤との出会いがありそうでワクワクする。しかし自分の好みに合いそうな邦楽のミュージシャンというのはどうやって見つけたらよいのだろうか。検索エンジンに頼っても見つかるのはピンとこないエントリばかりだ。とりあえずAmazon Musicで聞ける音源を狩猟してみよう(^^)