天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

第17回 新開地音楽祭

バスですぐ行ける場所に住んでいながら、17回目にして初めて新開地音楽祭に足を運びました。さすがに第17回ということで運営も手慣れていて、各所で音楽が鳴り響きお祭りに相応しい雰囲気でした。戦前は神戸の中心地だった新開地ですが、戦後は三ノ宮に中心が移り、隣に福原という風俗街があることもあり、ある意味神戸で一番俗っぽくなった地域です。普段はなんとなく煤けた寂れた雰囲気があるのですが、今日は陽性の雰囲気に満ち、人が賑わえば空気まで変わってしまうのだということを強く感じました。

昨日に引き続きThe Mersey Sweets というビートルズトリビュートバンドが目的です。高度な演奏力&ビートルズの魔力で、あっという間に多くの人が吸い寄せられるように集まってくる様は圧巻でした。

普段動画撮影に利用している一眼レフの調子が悪いので、サブのコンデジで撮影したので画質はイマイチですが、演奏の素晴らしさは充分に伝わっているとおもいます(^^)

The Mersey Sweets - I Saw Her Standing There

扇風機を衝動買いする

家電の購買時に愛用しているJoshin WebでDCモータ扇風機が安かったので衝動買いしてしまった。5年使った扇風機はACタイプで、微風にすると風が弱すぎ、それ以上にすると回転音がうるさい雑な機械だった。日立ブランドなのに・・・ DCタイプの方が扇風機としては遥かに格上だという情報は店頭で販売員に何度も聞いた。こういう記事も物欲をそそる。

【藤山哲人の実践! 家電ラボ】第14回:高級なDCモーター扇風機と、安いACモーター扇風機の違いは何? - 家電 Watch

何度も買い換えようと考えながらACタイプとの価格差で躊躇してきた。そこに今回の特売! 聞いたこともないメーカーだけれども、ポチる前に調べた限りにおいては品質には問題がないようだ。現有の扇風機は実質2段階風速だったけれども、今度のは8段階の調整が利く。今年の夏はこれで乗り切りたい。いくらで買えたのかは秘密だ。おほほ

老眼微妙

老眼が牛歩で進行中。

最初の兆候は眼鏡を外さないと本を読めなくなった4年ほど前から。今では読書とタブレット閲覧の時は意識せずともメガネを外す動作が身に染みついた。

それ以外はあまり困っていなかった。ところが最近、メガネをかけた状態でデスクトップPCのモニタが微妙に見えにくくなった。50㎝先に視点を合わすのも少し困難になってきたようだ。うう

解決策はあっさり見つかった。矯正視力0.8のメガネを作ったら、くっきりハッキリ見えるようになった。せっかくだからブルーライトカットタイプを購入した。これでしばらくは大丈夫だろう。

一番度の軽い老眼鏡でもキツすぎて使えないので、次のステップで問題が生じるのは、少し未来の問題だろう。

町田康

邦楽の愛聴盤を一枚忘れていた。

脳内シャッフル革命

脳内シャッフル革命

パンク歌手・芥川賞作家の町田康のミュージシャンと小説家の端境期に発売された一枚。彼の文体がとにかく好きで、文体模写をやりまくったりした。その影響は今でも残っている。コンスタントに小説は発表しているけれども初期の短編とエッセイがとにかく絶品だ。ハードカバーのエッセイ集はボロボロになっている。それぐらい繰り返し読んだ。物語を読むのは苦手だけれども、町田康の様に文体とレトリックの煌めきで読ませるタイプは、サラサラと読める。

このアルバムは作家デビューはしていたけれども、芥川賞はまだ受賞していない頃に出されている。文学の才能に長けた人の作るパンクミュージックというのはとても面白い。かなり癖の強い音楽だけれども、好きになるまで繰り返し聴いたのは、彼の書くものが好きだから、音楽も好きになりたいと強く願ったからだ。

前半に濃密な曲を詰め込みすぎて、後半がだれるという欠点はあるけれども、和パンクとして一つの頂に達した一枚であることは間違いないと思っている。

阿呆のソール


画像のオッサンはアホの坂田師匠であって町田康ではありません(笑)
このアルバムで一番好きな曲なのでニコニコ動画から引っ張ってきました。

夫婦茶碗

夫婦茶碗

邦楽の名盤探求

今まで洋楽ロック・エレクトロニカ・クラシックばかりを聴いてきた。

先日、過去のカラオケについて思い起こしたところ、「未聴の素晴らしい邦楽」との邂逅が残っているのではと思いついた。

lex.hateblo.jp

大学時代までに好きだった邦楽

大学時代までは「ブルーハーツ・ブーム・長渕剛」だけだった。しかしながら、特定時期の長渕剛のアルバムやTHE BOOMの1stと2ndアルバムは大愛聴盤だったりする。

HEAVY GAUGE (24bit リマスタリングシリーズ)

HEAVY GAUGE (24bit リマスタリングシリーズ)

女言葉で唄っていた時期と男気の長渕のちょうど中間期にある中性的で感傷的な名盤。現在のパブリックイメージからすると、信じられないぐらい全てが繊細。作詞・作曲能力もこの時期がピークだとおもう。あと録音のクオリティが極上。(1983年)
サイレンのおひさま

サイレンのおひさま

初期の初々しさと、これ以降の才能過剰の暑苦しさのない名作。作詞の巧みさと演奏能力の高さには舌を巻く。この時代のレコーディングにはカネがかかっているなあと思わせる贅沢な音世界が愛おしい。(1989年)

ブルーハーツはアルバムで聴くというより、個々の曲を個別に親しんだ感じ。青空の他にも何曲も好きな曲がある。ベタだけれども「人にやさしく」は大名曲だと思う。あと「ブルースをけとばせ」という曲も好きだった。

90年代~現在まで

大塚利恵・牧野由依という女性ミュージシャンにそれぞれ一枚ずつ愛聴盤があるけれども、それ以外で邦楽のミュージシャンで好きだったのはスピッツだけだ。

名前をつけてやる

名前をつけてやる

東京にいたときにネットで知り合った友人がスピッツ信者だった。影響されて一通りTSUTAYAでアルバムを借りた。一番気に入ったのが当時で既に7年前の2ndアルバム「名前をつけてやる」だ。私的にスピッツはアルバムの出来不出来がかなりある。このアルバムは最初から最後まで全て好きだ。繰り返し聴いた邦楽のアルバムではこれがダントツだ。(1991年)

他はほとんど知らない

日々音楽に親しんでいるのに邦楽のミュージシャンにあまりにも親しみがなかった。なんだかんだいって「言葉の壁」がないのだから、洋楽の新しいアーティストとの邂逅を期待するより、確率がよいのではないだろうか。そうおもうといまだ巡り会っていない名盤との出会いがありそうでワクワクする。しかし自分の好みに合いそうな邦楽のミュージシャンというのはどうやって見つけたらよいのだろうか。検索エンジンに頼っても見つかるのはピンとこないエントリばかりだ。とりあえずAmazon Musicで聞ける音源を狩猟してみよう(^^)