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わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

孤独解消の優先順位

発達心理学的に孤独が好ましくない理由は「そうでない方が生き残る可能性が高まる」というわかりやすい説明になる。人類数十万年の歴史において、独りでいる方が生き延びる可能性が高まるシチュエーションは、ほぼ無かっただろう。だからこそ遺伝子レベルで孤独を回避するように人間は作られているのだ。この考え方はとても説得力がある。

一方、私個人のことを言うと「他者に極めて生命力を奪われやすいタイプ」なのである。過去に決定的にメンタルが破綻したのは、仕事における対人関係の軋轢が原因だった。そうでなくても日常的に「不機嫌な他者」に病的に敏感で、それを回避することが大げさでなく人生の目標になった。今のSOHOも帰結としてのライフスタイルなのだ。

しかし、結果的にベストだと信じる環境に身を置いても、遺伝子レベルでは「孤独はよくないよ」と本能が囁いているのを感じる。そのつど理性の力を使って本能を説得するのだが、理性の力で本能を納得させることは原理的には不可能だ。そういう力が理性にあったら、どれだけたくさんの人間の心に安寧が訪れるのだろうか。

孤独によって得られている何かと、失っている何かは、私にとってトレードオフなのだろう。少なくともそう考えて納得はしてきた。もちろん理想的な配偶者を奇遇にも得られていたら、という考えが脳裏によぎることはままある。アラサーの頃はマスコミにいたこともあり周囲に魅力的な女性はたくさんいたが、その頃常に考えていたことは「早く仕事を終え自宅で独りでのんびりしたい」だけだった。

私の孤独は「対人ストレスから完全にフリーになって暇が積み上がったとき」しか、それを解消しようとするモチベーションが湧き上がらない程度の問題でしかない。私のような人間にはペットを飼うぐらいが落としどころなのかもしれない。

・・・こういう自己分析って虚しいな(-_-;