十三近くにある八幡神社、天正年間の創建だから神社としては新しい方だろう。この地域にあった村落の氏神様的な存在だったようだ。十三にこんな立派な神社があることを今日まで知らなかった。
今週は仕事量が多い上に、メイン顧客や母体会社のキーマンと多少の摩擦感を感じながら様々な交渉を同時並行でこなした。そこにクレーム案件も挟まったのでカオス状態になった。
ルーチンワークをこなす上での多忙ならワーキングハイになるだけで、むしろ楽しいぐらいだ。しかし、他者様と落としどころを探りながら交渉(しかも複数同時並行)すると、私の豆腐メンタルは持たない。なんとか今週の業務が終わり、グタッとして布団に潜り込んだら18時から21時迄熟睡してしまった。
昨年、サイトのリニューアルを終えてからは凪の日々が続いていたので忘れていたのだが、自分のメンタルが脆弱なことを再認識した。今日の気重な感覚は会社員時代に鬱々としてた感覚に極めて近いことを思い出した。
明日も午前中は働いて、午後は髪でも切りに行って、それから少し散財して憂さを晴らしたい。
Premiere Elementsにソフトを変えてから知識の取得速度が、体感で100倍速ぐらいになった。あとは数をこなしてスキルを身体化するだけだ。さっさと初心者用ソフトに切り替えたのが大成功。Premiere Proに拘泥していたら学習を放り出していたかもしれない。
Adobe Premiere Elements 2019 Mac版|オンラインコード版
英語にたとえてみると単語を5,000語無理して覚えるより、頻用300語を完璧に使いこなした方が、ネイティブには「こいつは英語が出来る」と思われるだろう。大学入試の英語試験で高得点をとるより、英語ネイティブの幼児と問題なくコミュニケーションできるようにする方が、ずっと簡単だろうし、後者の方が「英語が出来る」という自信を得られそうだ。
最初に「完璧な自分」を妄想してしまうから、かえって何ごとも身につかないってことはある。仕事に必要な知識の学習が滞りがちなのに、趣味のどうでもよい知識なら豊富な人間というのは、掃いて捨てるほどいる(オレのことだ)。 マインドセットが間違っているのだろう。
CSSとHTMLは何度覚えても使わないので直ぐに忘れてしまう。それらの知識が必須だと思い込み過ぎるのがピットホールで、CSSやHTMLの知識ゼロでも、それなりのサイトを作れてしまうソフトウェアやツールが既にたくさんある。最初のところで躓くぐらいなら、初心者ツールを使い倒して、サイトを量産した方が良い。訳のわからないプライドに邪魔されて、そういった初心者向けに用意されたシステムやソフトウェアが眼中に入らないというのは、直行便があるのに迂回路を利用するようなものだ。
構造主義のタームに「プリコラージュ能力」というのがある。「手持ちの道具でなんとかする能力」のことだ。様々な道具を揃えないと仕事を始められない文明人と違って、野生に生きる人は石斧一本で家を建ててしまう。手持ちの道具だけでやりくりする能力を持った人こそが、新しい道具のメリットを最大限引き出すことができるという逆説もある。
近未来には、真面目に語学学習した人よりも、翻訳システムを縦横無尽に使いこなせる人の方が、高い給料を貰えるようになるかもしれない。同様にエディターだけでWebサイトを構築できる秀才よりも、できあいのツールを適宜使って、短時間でそれなりに見栄えのよいサイトを作ってしまう人材の方が部外者には優秀に見えるだろう。(もっとも、いざというときに頼りになるのは、当然、真の知識を持った人である)
自分の仕事に関わるDTPでも、無理にIllustratorやPhotoshopを覚束なく使って創り上げたデータよりも、使い慣れたPowerPointやアップルのワープロソフトであるPagesで作ったデータの方が、ずっとセンスがよいなんてことは、非常にありがちなのは経験則で知っている。
ほんとうに必要に迫られてデータを作る人はソフトにこだわらない、弘法筆を選ばずともいうし、自分の能力を盲信せず、広い門から入る方が効率的なことも多そうだ。狭き門を選ぶのは、真のプロになる覚悟を持った若い人と、宗教だけでよい。
粉末茶をご存じでしょうか?
回転寿司で定番のお湯を注ぐだけでお茶になるアレです。
ディスカウントスーパーで下記の商品を買いました。
山城屋という知らないメーカーでこれだけ美味しいのだから、有名どころのブランドならもっと美味しいのではと考えました。
憶測ですがコスパのよい粉末茶を美味しくしてしまったら、利益率のよい茶葉の販売が減ることに危惧があるのでしょう。そうとでも考えないと、この不味さは説明できないです、絶対恣意的に味を悪くしているとしか思えません。
よい茶葉で淹れたお茶の美味しさには山城屋も到底かないませんが、気軽にお茶を楽しむのなら、超お薦めの商品です(^^)
改元・消費税増税と印刷業界の2019年は慌ただしい。加えて用紙価格の高騰・運送費用の上昇等の要素も絡み、各社が浮き足立っている。弊社的にも安定的に受注していた商品の大幅な仕様変更にともない、今後も継続出来るかの瀬戸際にあり、神経質な日々を過ごしている。
元来利益率の低い業界なので、各種費用の増大は事業存続の可否問題に直結してしまう。本年と次年度ぐらいで淘汰されるべき業者は退場し、生き残った企業間のバトルロワイヤルに突入しそうで不穏極まりない。
ここを生き延びれば低空飛行ながら暫くは命脈を保てそうではある。つまらぬケアレスミスで顧客の信用を落とすような愚行に陥らないように、日々の仕事に精進するしかない。
多少は忙しく、多少は神経をすり減らした方が、生きている実感があるかな、などと想う如月の午後。
天満橋周辺