12年前、天井が低く志も低い某企業で起業を目指して日曜出勤していた。あまりにも鬱屈としていたので当時話題になっていたこの動画の音声を最大音量で誰もいないオフィスで流した。たまたま来訪した忘れ物を取りに来た中年女性の引きつった顔が忘れられない。
結局足りないのは
コミュニケーションと運動
手垢がついた考え方だけれども、またしても常識がなにゆえ常識なのかが、やっと分かってきた。自分に足りないのはその二つだ。
必須なのは親密さを競うようなコミュニケーションではない。事務的であっても相互敬意が根底にあれば十分だ。運動も同様で、毎朝早起きしてジョギングするレベルが必要なわけではない。数十分散歩するだけで足りる。その程度さえ足りなかったのが問題だった。
二日に一度は20分以上歩く
半月に一度はリアルで人と言葉を交わす場に出かける。
この程度のことをやってこなかっただけなのに、なにか特有の宿痾を背負った悲劇の主人公のつもりでいた。人生に疑義を唱えるには、最低限の運動とコミュニケーションを得てからでないと、それはワガママにすぎない。
基本的なことに関して、最低限を満たしていない。あれやこれや人生に文句をつけるまえに、まずは普通の生き方に追いつかねばならない。普通でないことにアイデンティティーを委ねるのは地獄への近道。そんなことを悟った。半世紀生きてやっと、、
Bad Boy by The Mersey Sweets
Blue Jay Way
youtu.be
ちゃんと見たことがなかったので、見入ってしまった。
バーチャルYouTuberの世界
バーチャルYouTuberというのがムーブメントになりつつあるらしい。終日ネットと対峙して仕事をしていても、こういうのには気づかない。100万人とひとことでいうけど、とんでもない数字だ。この記念動画だけでも魅力はよく伝わってくる。
ニコニコ動画と違って無料でフルHDでストレスなく見られる。こういうのを目の当たりにするとニコニコ動画のコンテンツが急に古臭く野暮にみえてしまうから不思議だ。