天空団地_404

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【映画】パターソン 感想

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映画『パターソン』公式サイト

これを観た。こういう少し高尚な作品を観るのは久しぶりだ。ベイビードライバーはなぜか神戸市内では上映がなかったが、こちらはシネリーブル神戸で普通に上映中。永瀬正敏が出演するからなのか。観客はいかにも映画好きそうな紳士淑女が多かった。観た理由はまたもや「週刊文春の映画評」これも非常に高評価。ハズレに遭遇しなくてよいから役に立つ。

作品の内容だが「これといった大事件が起きない映画」だ。それなのに2時間一度たりとも「退屈」を感じなかった。こういう映画こそ、カネを払って映画館で観るべきなのだと変に納得した。

主人公のパターソンはペンでノートにポエムを書くのが趣味のバスの運転手だ。妻はアラブ系の美人で独特の美的感覚をもっている。彼女の創り出す美の世界と愛犬の愛らしさが作品に彩りと奥行きを添えている。案外、妻と犬の映画だったりして・・・

アメリカのよくありそうな街のよくありそうな夫婦の一週間を淡々と描いただけなのに、なぜ観ていて退屈という感覚が一切生じなかったのだろうか。わからないけれども、そのわからなさを楽しむ映画なのかもしれない。秋の一本目としては文句なしだ。

秋空

遥か遠方の台風の影響か丘の上に建っている住み処は強風で窓外が騒がしい。9月の初日から妙に季節の変わり目を感じさせる。室温は26度。窓を開けると肌寒いぐらい風が吹き込んでくる。

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うろこ雲が空一杯に広がって秋を感じる。昨日までと違って顧客からの問いあわせが少ない。すべてが静かな秋の始まり。久しぶりに熱い緑茶を淹れたら美味しい。スーパーで秋を感じさせる食材を買おうとおもう。

リミックス・リマスターが良いとは限らない

ビートルズは当然ながら新譜がないので、リミックス・リマスターやスタジオアウトテイク等を手を替え品を替え売って、レコード会社は商売をしています。リマスターを2009年に一気に出してしまったので、今後はリミックス盤を売っていくつもりらしいです。

本年リミックスの再発としてサージャントペパーが五〇周年を祝す形で発売されました。そのリミックスなんですが、評判が悪いです。ネットでどこをみても売り手以外の個人ブログ等で肯定的な評価を見たことがありません。売りは「モノラルマスターを基準にしたステレオリミックス」ということなんですが、音の厚みが増したモノラルのように聞こえる広がりに欠く独りよがりなミックスで、全体的にダイナミックレンジが狭く、二一世紀の音という感動が皆無です。

一昨年、ベスト盤の「1」もリミックスされましたが、一部の曲をのぞき全体的には劣化といえる出来で残念でした。ちなみにリミックスされる前の「1」はビートルズサウンドの良さを残しながら音の印象を新鮮に磨き上げていて、個人的には非常に好きです。それなのに劣化したリミックス盤が標準となって、今後市場に出回ることを考えると、残念という言葉しかありません。

来年はホワイトアルバムのリミックス盤がまた五〇周年を記念して発売されるようです。しかし、プロデュースを引き続きジャイルズ・マーティンが担当しているそうなので、まったく期待できません。人間的にはとてもよい人とのうわさの彼ですが、それとプロデュースの才能は別です。今からでも彼を外して若く有能な音楽プロデューサーを招致すべきだと強く希望します。まぁ極東の片隅で希望しても無駄なのは判っているのですが(-_-;

The Beatles 1

The Beatles 1

買うのなら旧盤にしましょう。幸い中古CD屋にいけば沢山売られています。

よるのひとりごと

今年の8月は有り難いことに忙しい。リニューアル前ということで新規を狙わずに、既存顧客のサービスだけに注力していたら、受注単価が上がって忙しくなった。ネット商売だけれども個人でやっているのだから、結果論だが狭く濃く営業した方が見返りが多いみたいだ。

ネットで稼ぐとなると広く薄くアクセスを集める手法ばかり注目される。だけれども本当の金脈はその裏側にあるという確信が強まっている。もちろん何を商うか、何を目指すかによって、全てが異なってくるのは当然だけれども。

南北の窓を開け放つと全室が涼しい風の通り道になる。室温も24度まで下がっていて心地よい。

今日の夜景
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アイドルを探せ

先月二人の旧友に「アイドルを追いかけると人生楽しい」と勧められた。それぞれAKBとジャニーズ系に夢中なようだった。一時期、大塚利恵さん、牧野由依さんを応援していたが、純粋に彼女たちの唄う歌が好きだっただけだ。大塚利恵さんは応援していたときでさえ「茨城県の田舎娘」的な雰囲気を醸し出していたし、牧野由依さんは体が硬そうな陽性の性格とは合わないヤンデレみたいなルックスだった。

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