天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

どいばん

youtu.be

連休初日はマッサージに行き、ラーメンを食してから、ライブ鑑賞。3週連続でバンビ氏のパフォーマンスを観られるという幸運に恵まれました。ドイさんとバンビさんのユニットで「どいばん」です。ドイさんは社会人二年生ながらオールディーズに深い愛着をもっているマニアックな歌姫です。

今日もRX100の撮影能力全開で高画質にて撮れました。Youtubeで指定されている規格に忠実にエンコードすると、恐ろしく早くアップロードが完了するということに気づきました。この三週間で動画エンコードスキルがアップしたのは慶事です。

  • 動画コーデック: H.264
  • フレームレート: 30fps
  • 動画ビットレート:10Mbps
  • 音声コーデック: AAC
  • 音声ビットレート:384Kbps

youtu.be

明日は京都だ!

カレンダーメソッド

1年ほど前から、面白そうなイベントを見つけると、その日程をすぐにGoogleカレンダーに放り込むようにしている。将来に行動に移すかもしれないことのリストを増やしていくだけで、常に感じていた虚しさや無常観が大きく減じる効果があることを発見した。

最近は試写会での評判のよい映画の封切り日と上映映画館の情報もカレンダーに記入するようにしている。昨年の話題作である「君の名は。」と「シンゴジラ」も初日と二日目に観ることができた。

旅行を思い立ったときや、イベントの情報を得たときも、それをすぐに書き込むようにした。結果、旅行にいく頻度が増え、イベントに足を運ぶ回数も増えた。旧友との再会もできたし、新しい知人も増えた。予定の力は絶大だ。

GoogleカレンダーとFacebookに書き入れた予定はリマインダーが告知してくれるので忘れることもない。自分で予定しただけなのに、何となく他人様から誘ってくれている感覚になって孤独感の解消にも繋がる。

イベント以外でも、何らかの目標の期限をカレンダーに逐次記入するように心がけたら、生活クオリティが全体的に底上げできるかもしれない。これは今、書きながら思いついたのだけれども、やる価値はありそうだ。

個人が抱える虚しさの半分ぐらいは「これからもモノクロームな日々が延々と続いていくのだろうな・・・」という諦念と絶望だったりする。しかしそれは間違った思い込みに過ぎず、実際はなんやかやと事件が生じるのが人生だ。そうは思えないという思い込みに拘泥されている人こそ、なんでもいいからカレンダーを埋めていくやり方(カレンダーメソッドとでも呼ぼうか)をお勧めする。私の主観レベルにおいてだが、その効能については保証する。

Google カレンダー – 毎日を有意義に

Google カレンダー – 毎日を有意義に

  • Google, Inc.
  • 仕事効率化
  • 無料
play.google.com

明察願望とその誤謬

人は誰しも多かれ少なかれ「自分には他者には理解できない真理が見えている」という己の明察力を根拠なく信じているところがある。この根拠のない自信は生きていくためにはある程度は必要だ。しかし、己の明察力を疑う謙虚さを忘れると単に「困った人」でしかなくなるという落とし穴がある。

根拠のない自信こそが創造力の源泉であり、上手くこの自信を使いこなすことは人生に良い影響を与える。ただこの思い込みを盲信している人たちが怒りの感情と遭遇したときが怖い。その弊害を増幅させるのがネットの匿名性だ。

自信満々で自己言説の無謬を疑わない人は嵌まると他者に凄まじい影響力を及ぼす。ネット世界で時として炎上しながらも一方で信奉者を多く抱える著名人は多くがこのカテゴリーに属する人たちだ。無根拠である証に言説を掘り下げていると必ず理屈が同語反復で循環している底に突き当たる。同語反復でしか根拠を示すことが出来ない価値体系をイデオロギーという。

イデオロギーが根底にある言説は必ず敵を生み、強い共感と強い憎しみを同時に発生させる。自己の明察性への疑義を自分で発議できるかどうかは、価値観が循環する場所を自覚できるかどうかにかかっている。その知性に欠けた人たちが巻き起こす論争とは距離を置いた方が精神衛生上、明らかによいということは最近腑に落ちた重要な智慧の一つだ。もっともその「腑」というもの同語反復の場所であることには変わりがないので、ここでも傲慢にならないようにすべきだとも考えている。

一方でそれを意識しすぎると「何も意見をいえなくなる」という問題が別に生じる。言説の誤謬に神経質になりすぎてニヒリズムに陥っても、当人に虚しさが残るだけで、社会において「何も意見がない人」という立場に甘んじなければならなくなってしまう。明察性への疑義という担保を保ちながら、それでも意見をいうのは難しい。結果的に一周して単なる勧善懲悪に価値観が帰結して、「振り出しに戻る」みたい流れになりやすい。

だが同じ主張を口に出したとしても、浅薄な明察過信からくる言葉と、一周回って同じ場所に戻ってきた人の吐く言葉の重みは明らかに違う。おそらく社会論争のレイヤーというのは、その有無によって階層化されるのであろう。同じ対象を糾弾しているにしても、その根拠に厚みがあるかないかの差異こそが、単なる言い争いに終わるのか、良き結論を導き出す建設的な議論になるかの分水嶺になるのだ。

Selected Ambient Works

永遠の名盤

1992年リリース

Selected Ambient Works 85

Selected Ambient Works 85

1994年リリース
Selected Ambient Works Volume II [2CD] (WARPCD21)

Selected Ambient Works Volume II [2CD] (WARPCD21)

エイフェックス・ツインはテクノ・エレクトロニカの世界では数少ない強いカリスマ性があるビックネームだ。フィジカルな要素がない電子音楽はサウンドの一貫性を持たせることが難しい。時代を遡るほどシンセサイザーの機種も限られてくるから、その制限の中で独自性を発揮するには、とてつもない才能が必要だ。エイフェックス・ツインことRichard David Jamesは誰も思いつかなかったサウンドをこのアルバムで世に問うた。彼の名声の半分はこのアルバムと2ndのSelected Ambient Works Volume IIによって生み出された。

このアルバムの功績は80年代のシンセサウンドを一気に古びたものに感じさせてしまったところにある。現在のアンビエントミュージックの源流を遡れば、ブライアン・イーノとエイフェックス・ツインという二人の天才にたどり着く。長期にわたって高度な作品を発表し続けるブライアン・イーノと比べると、エイフェックス・ツインの才能が真に輝いた時は短かった。しかし現在の彼がどうであろうと、このアルバムのサウンドは発売から25年を経過してもまったく古びていない。

須磨海岸黄昏

昨日午後、新開地でマージースイーツの皆さんのライブを鑑賞し、打ち上げにも参加させていただきました。それでお開きかと思いきや、「日没前後の須磨海岸の雰囲気は経験の価値有り」とのお誘いがあり足を伸ばしてみました。

台風が近づいているのが理由か、そこまでの人ごみではなく浜風が爽やかでした。神戸市民でありながら、夏に須磨海岸に来たのは、ほぼ40年ぶりです。記憶の底にある須磨とはまったく違う南国リゾート的な雰囲気に時の流れを強く感じました。

直線距離で自宅から15km程度しか離れていない場所に異世界があったわけで、
己の行動範囲と視野の狭さを素直に反省した次第です(-_-;