わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

つみかさね

珈琲のフィルターペーパーが順調に減っているのをみて考えた。一回珈琲を淹れるごとに英単語を一つずつ記憶すれば、5000語ぐらいは覚えたのではないか。

単調な日々が当たり前になって5年以上になる。無駄に消えていく日々において、少しだけでも前向きな事を習慣にして何かを積み重ねたら、何らかのブレイクスルーをなしえていたのではないだろうかと。

ドラクエⅩの総プレイ時間の累計が1500時間を突破した。むかし挫折した中小企業診断士の合格必要学習時間が、たしかそれぐらいだったはずだ。ゲームに興じる時間を学習に充てていれば、理屈上は資格を取ることができていたことになる。

一日に一つ英単語を覚えるという単純極まりないことすら、できないのはなぜか。必要ないからだろう。「こうなったらいいなぁ」という未来に近づくことをモチベーションにできない。私にはそれが備わっていない。

ドラクエに戻るが、毎日1時間はプレイしているが、どこかに到達したかといえば、経験値が積み上がっただけだ。しかも、ゲーム上は総プレイ時間が5000時間を超えているような人たちが溢れているので、ゲーム内でも肩身が狭い。積み重ねても娯楽の積み重ねに実利はない(当たり前だが)

最近は滞りがちだが、ネットへの文章の投稿は20年近く続けている。にもかかわらず文章がちっとも上手くならない。書きたいだけで、上手く書こう、そのために意識的に書こうという向上心がないから当然だ。

向上心とはなんなのか、そういう疑問に帰着する。世の平均値よりも私の向上心がかなり低いことはさすがに理解している。一人で完結する生活がその理由なのかもしれない。もっとも組織の一員として働いているときも向上心がなかった。なかったというか対人ストレスに異常に弱いので、向上心を育む余裕すらなかったからだろう。

積み重ねの恩恵による何らかの達成、その成功体験がない。今からそれを世を去るまでに一つでも体験できたらとボンヤリおもう。