天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

或日曜日

気を抜くと脳内で誰かと口論になる「負け犬モード」に陥ってしまった。

こういうときは黙々と体を動かすに限る。曇ってそれほど暑くなかったので梅田周辺でポスティングをやった。キタは広告効果が特に悪いところだ。常に避けてきたので随分と久しぶりになった。グランフロント大阪あたりは昔と全然雰囲気が違う。巨大な緑地帯を要する公園が造成中だ。完成したら梅田の殺伐感がだいぶ緩和されそうだ。

普段食べないようなものを食べたらテンションが上がるかもと考えた。選んだのはチョコレートパフェだ。甘さ控えめでバナナの使い方が絶妙で予想外に美味しかった。偶には糖質の塊を食べるのもわるくない。和んだ。

すぐに神戸に新快速で戻った。甘いものを大量に食したせいで睡魔がわき起こり、乗り過ごして明石まで行ってしまうところだった。

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怪我の功名

重度の腰部打撲の結果、体重が減った。さらに恩恵があった。

持病の背中の疼痛が軽くなったのだ。以前は季節を問わず一定周期で我慢できないほど痛みがひどくなり吐き気をもよおしたり、背中に麻酔をうつレベルで痛かった。それが一般的な肩こりレベルまで重症度が下がった。

なぜなのだろう。最初は相対的に打撲箇所が痛すぎるので痛みが上書きされているのだと考えた。しかし、日常生活において腰の違和感がほぼ無くなった現在でも、背中の疼痛は以前ほど私を痛めつけてこない。

仮説だけれども、腰を患った結果、日常生活における姿勢や椅子の座り方が変わったのが理由かもしれない。腰が酷かった頃は常に背筋を伸ばして生活しないと腰に負担がすぐにかかってしまい痛みが増した。それを避けるために常に背筋を伸ばして生活する習慣がついた。背筋をシャンと伸ばすと背中の負担も軽くなる。思い当たる節はこれしかない。

ダイエットになり、長年の持病が軽くなったことを考えれば、あの強烈な痛みの日々も無駄ではなかった。これもいわゆる「怪我の功名」なのかな。

今日の写真(ヤフオク出品中)


入札無し(-_-; それどころかウォッチリストにさえ誰も登録してくれない。

早めに予約しよう / 上京予定

一ヶ月後の三連休に上京することにした。

私の旅行は、大抵発作的なので、旅費が割高になりがちだ。次回は「早めに予約することによって得をしよう」と決めていた。それに、連休中に飛行機に乗ろうとしたら、早く予約しないと席が埋まってしまう。今回は無事に神戸・羽田間の往復券を予約できた 一ヶ月前に予約すると2割強安くなる。ホテルもマスコミで話題になった「快適すぎるカプセルホテル」を予約できた。話のネタにもできそうだ。

前回上京したのはいつだったかな・・・ 今度こそは新宿・渋谷・秋葉原・神保町以外のところに行きたい。RX-100で撮影しまくりたい。タイミングが合えば東京の顧客に挨拶をしたい。5年前ぐらいまでは、東京都を中心とした関東圏からの注文が売上の半数以上を占めていた。それが今では2割以下だ。だからこそ、未だに弊社を利用してくれるお客さまに、菓子折をもってお礼に行きたい。

「砂漠に水を撒くようなものだ」といわれそうだが、上京時には必ずポスティングチラシを1,000枚ほど撒く。どういうわけかいつも必ず一つは、それが理由の受注が決まる。既にジンクスと化している。3年前に秋葉原周辺で撒いたフライヤーが縁で、無線綴じ冊子1万冊という受注単価最高記録を達成したことが実際にあった。そういう奇跡が今回も生じないとは限らない。目的なく歩くのは、東京といえでもツマラナイけれども、ポスティングという目的があるだけで、エキサイティングなゲームになる。今回は1,500枚ぐらい持っていこうかな、重いけれどもw

2年10ヶ月しかなかった東京時代が楽しかったという理由だけで、00年代には頻繁に上京した。私は生粋の関西人のはずだが、神戸は別として、街としては間違いなく大阪よりも東京の方が空気の匂いからして好きだ。大阪は湿地帯だった過去の淀んだ空気を感じる。東京は関東ローム層に由来する黒っぽい土の匂いというのが間違いなくあって、それが私に謎の郷愁を引きおこす。母方の祖先は関東系なので、そのDNAが騒ぐのかもしれない。

東京の知人で会ってくれそうな人は、ちょっぴりしか思いつかないけれども、誰かとは酒を酌み交わしたい。

前回上京時の新宿

ハイレゾ虚実Ⅱ

qiita.com

ハイレゾオーディオに関する議論は色々ある。このエントリは懐疑派の総決算的な内容で必読だ。

この周辺の議論についてはずっとウォッチしてきたので、この記事が言わんとしていることに異論はない、というか私の知性では意見を持てない。24bit-192kHzの方が24bit-96kHzよりも音が良いという理屈に根拠がないという主張には納得させられる。ファイル規格の違いよりも、録音そのものの品質や再生装置の違いと再生環境の差異の方が、音質の良否に遥かに大きく影響している。個人的な経験から帰納しても、そのとおりだとおもう。

音質に関する議論がエンドレスなのは、聴覚情報は主観に極端に左右されるので、客観的な高音質の指標が作りにくいことだ。そこで数値として表せる音源ファイルのフォーマットの器の大きさについて、針小棒大に語られがちになるという結果に帰着してしまう。

AMラジオから流れてきた音楽にも人は感激できる。音質の良さと音楽がもたらす愉楽は正比例していない。その前提を無視して良い音の定義について論争しても、神学論争と同じで結論が出るわけがない。

DSDはどうか

上記のような理由でPCM形式での数値上のスペックの違いについて論じても虚しい。では原理が元から違うDSD形式はどうか、そのあたりに議論は既に移っている。ハイレゾ配信サイトがDSDに力を入れつつあるのも、DSDに関してはハイビットレートの是非についての神学論争から距離を置けるからだ。

ここからは個人的な趣味のお話し

PCM音源については、アップサンプリング設定やディザリング設定をいじくりまわしたけれども、いつまで経っても「これでいこう」という結論に達せない。そこで今は手持ちのDACコンバーターの性能をフル発揮させる意味でDSD変換してアナログデータでアンプへ出力してる。DDCとして使うと結局どう弄っても、アンプ内蔵のDACの音になってしまうので無意味な気がしてきたのだ。良い悪いは結論が出ないけれども、内蔵DACと違う音が出るようになったのは間違いない。柔らかくて繊細な肌触りになるので概ね気に入っている。すこし音場が平板になるのはソフトウェアとハードウェアの限界なのだろう。当分は設定を弄らずに音楽そのものを楽しみたいと考えている。

Amulech ヘッドホンアンプ・DAC AL-9628D

Amulech ヘッドホンアンプ・DAC AL-9628D


lex.hateblo.jp

マウスの逸品

長年使っていたロジクールのマウスが壊れたので買い換えた。

店頭で選んだエレコムの上記商品が良いのでご紹介したい。陳列棚にズラッと並んでいる試用のマウスの中で抜群に手に馴染んだので即決した。ポイントを利用したので1,000円以下で買えた。使い潰したロジクールのマウスは4,000円以上した高級品、こちらは廉価品だけれども、とても手に馴染む。パッケージの売り文句を見たら「人間工学に基づいた握りやすさを追求」的なことが記載してある。そしてそれは看板に偽り無しだ。マウスに手を重ねるだけで嬉しくなるようなフィット感が素晴らしい。

購入したのは有線。しかしAmazonでは無線タイプしか販売していないようだ。有線タイプの方が電池を内包していない分軽いので作業用としては優れている。MタイプとLタイプの二つのサイズがあるので、手の大きさに合わせて買えば更によいだろう。私はLタイプを選んだ。

最近のELECOMのPC周辺品は隠れた逸品が多い。ハイコストパフォーマンスとして著名な件のキーボードもELECOM製だったな。