起業時は山のように読んだ自己啓発書。マインドフルネスに出会ってからは、あまり読まなくなった。だいたいどの本も古典的名著に行動心理学等の知見を足したものが多かったから新鮮さがなかった。
ただここしばらく人生の失速感が著しいので、何か勇気づけられる本を読みたいと願った。複数のAIに「現在世界的に売れていて、かつ多くの人にポジティブな影響を与えている自己啓発書をリストアップして」とプロンプトを入れると、全部の回答で最初に表示されたのがこの本だった。
なんと世界で2,500万冊以上売れているらしい。最近書店では「習慣」を題材にした啓発本がいろいろ売られているけれど、これが売れたのでその派生本のようだ。
雑にまとめると、小さな取るに足らない習慣でも積み重ねれば足し算ではなく複利の力で指数関数的に増えていく、そういう内容だ。毎日一つずつ積み上げていけば100日目には100個になるのではなく、200になる。場合によっては1,000にだってなる。何を積み上げるかをよく考えて取捨選択したら、複利の力で積み重ねの成果が加速していく。そういう内容。
これだけなら「努力しましょう」「続けましょう」と言っているに過ぎない。この本の凄いところは、よい習慣がよい習慣である理由、習慣を続けられる場合の精神構造と、続けられない場合の構造的問題点を、医学や心理学の知識を総動員して、継続のメリットを万人が享受出来るように、極めて具体的で実行可能な指針を分かりやすく示してくれる点だ。
まだ半分しか読んでいないけれど、既になんか良い兆候が始まっている気がする。これだけ売れている本なのでハズレではないのは間違いないので、刺激の欲しい人にはお勧めしたい。
とりあえず最後まで読んで、再読して血肉化したい。
