戦後の日本や欧米等もそうだが資本主義経済が右肩上がりの場合、良くも悪くも民主主義はちゃんと機能して、政治も細かい是非はともかく、ちゃんと機能する。
しかし、ヒトラー台頭前のドイツのようにインフレが酷く実質賃金が下がり続けるような世相になると、民衆は右に傾き、敵や移民を憎むようになり、強権的な独裁者を求めてしまう。
アメリカを筆頭に欧州でも排外主義を掲げる右派が政治で力を発揮するようになった。
これって資本主義下における民主主義国家の宿痾みたいなもので、簡単に「真っ当な良識」が蹴散らされてしまうんですよね。アメリカのレッドネックみたいにリベラルを蛇蝎の如く嫌う層が膨らんでトランプみたいな大統領を選んでしまう。
日本もインフレにとうとう突入して、実質賃金は上がらず、格差が広がると、ルサンチマンのブースターをかけた(衆愚とはいいたくないが)庶民の投票が右に流れてしまう。
投票には行くけれど、そういう宿痾がある以上、民主主義に期待しても意味がないと思っている。こういう考え方はニヒリズムっていわれそうだけれども、そういう法則が伏流しているなら、あまりそこに思考力や精神力を費消しても意味ねぇよな、下手に知らぬところで敵を作るのもいやだしって、なってしまう😥
