SNS等で大きな話題になっている作品です。可愛く清潔感のある絵柄ですが、内容は陰惨というか、とてもリアルです。嫌な人間が次から次に登場しますが、単に悪として描かずそれぞれに、相応の背景がしっかりと描かれています。精神医学には昔から興味があるのですが、境界知能の女性が性産業の餌食になっている構図はずっと変わらないです。ある意味セーフティーネットにもなっているのですが、みいちゃんの場合は山田さんと出会えたこと以外は、一つも良いことがなかった。単に他人の不幸を娯楽として消費する以上の高い志を持った名作です。
傑出したほんわかラブコメ。清潔感のある絵柄と単に丁寧で上手いだけではない、構図の巧みさには舌を巻く。幼い印象の不思議ちゃんだけど先輩という設定が絶妙。直帰ちゃんは他の作品では味わえない突出した魅力があります。アニメ化も決まっていますし、来年も楽しめそうです。
最も好きな漫画家の一人である高津カリノ先生の現在の代表作です。相変わらず西園寺君と恵夢ちゃんの絡みが微笑ましい。唯一無比の高津ワールドが全開。連載をアプリで追うようになって、単行本一気読みの快楽がなくなったのは悩ましいところ。全員ハッピーエンドの高津マンガの法則からいうと6巻でもラブの進展が他作品より遅いので、10巻ぐらいまで続くのかな(続いてほしい)
知人の激推しで知った作品。NHKでドラマ化もされて、彼の慧眼に感心しました。小学館のアプリを使うと一円も使わずに最新話まで読めてしまったので、お得感が半端ないです。個人的には伏流する人生観に多少の青臭さを感じるのですが、それを超越して作者の温かい人格が作品に滲み出た良作です。
現在、大バズり中の集英社の新たなる看板作品にまで登り詰めたラブコメの傑作。ここまでラブコメらしいラブコメも珍しい。半世紀馬齢を重ねた私でさえ、甘酸っぱい気持ちになってしまう作者のレトリックの巧みさには脱帽です。そんなに絵が上手いわけではないけれど、ツボの抑え方の上手さが半端ない🤣
精神医療の現場を描いた社会派作品。しっかりと監修されており、最先端の精神医療の知見が正確に描かれているところがスゴいです。特に境界性人格障害の女性の描き方に感動さえ覚えました。エビデンスに基づき、あくまでも医療の立場から道徳問題と医学の間に厳密に線引きをしている切り口が本当に見事です。
静岡蘊蓄マンガを超越した繊細な生き生きとしたキャラ描写が琴線に響くこの作品も12巻になりました。11巻ではそろそろ話を纏めにかかったのかなと思ったのですが、他作品のドラマ化等もあったり、掲載誌の移行で表紙を飾るような看板作品になったこともあって、連載の長期継続が決まったように感じます。なにより新キャラが登場したことが証左ですね。個人的にはもう少し、りん子さんと雲春君の間が縮まるエピソードが欲しいところ🙂
