天空団地_404

The words we give to others are often the ones we most need to hear ourselves.

稀少なる自分語り💦

既に30年、抗うつ剤と抗不安薬が手放せない。いつまでもダラダラと服用するのはよくないと一度断薬を試みた。結果は最悪だった。あっと言う間にキツいうつ病が再発して日々のルーチンワークが鉄のように重たくなり、希死念慮が復活した。それ以来、断薬は諦めている。

抑うつというのは本人にしか分からない。基本自己申告の世界なので、うつ病を自称すると、良心的な人でさえ「うつ病を擬態しているのでは?」と思われてしまいがちだ。自分だって自身のメンタルの弱さを吹聴している輩は疑ってかかっているぐらいだから。

だから余程信頼している人にしか、メンタルヘルスを病んでいた過去のことを口にしたりはしない。自分のメンタルの脆弱性なんて自分自身でも「程度」がわからない。主観的なモノだから。

ひとつ例として適切なのは「社会人になってから女性に恋愛感情を抱いたことがない」事実かもしれない。嘘じゃない証拠になるかは分からないが、弁明しておくと、下半身の欲望は若さに準じてあった。しかし、いくらステキな女性に出会っても「この人と時を共に過ごしたい、自分だけのものにしたい」とは本当に一度たりとも感じたことがない。

30代前半に精神科の受付にとても綺麗な受付嬢がいた。全盛期の広末涼子を更に透明にしたような子で、エヴァの綾波レイに似ていたので「レイ」と心の中で呼んでいた。それなりに親しくなったのだが、ある日結婚することを告げられた。しかし、まったく心が動じず素直に祝意を告げた。彼女が結婚することより、自分の心が動じなかった方に自分が驚いた。心をどこかに忘れてきたかのようだった。

それ以降は更に女性に無関心になった。リビドー以外に異性を求める他者がマジで理解できなかった。そのまま馬齢を重ねたわけだが、最近になって初めて、身近に人の気配がないことが実はとても不幸なことなのではと、考え始めた(感じ始めたのではない)

やはり自分はなにかしら、動物として間違っているのだろうか?