仕事絡みのでない気力を無理に絞り出そうとしても、でないものはでないので、せめて有意義に時を過ごそうと名著の再読や積ん読の文学を読むようにしている。
20代で無理して読んだときよりも頭にスラスラと内容が流れ込んでくる。読みやすく工夫された新訳もよいのだろう。特に「カラマーゾフの兄弟」は劇的に読みやすい。フォントの大きなKindleの読みやすさもよい。
名著って若いときに無理して読むより、馬齢を重ねて人生に諦念が生じたあとの方がしみじみ読めるのかもしれない。旧き良き名作は結構な数をKindleアンリミテッドで読めちゃうので、読書に勤しみたい。
書きたいことが前後するけれど、最近、時事問題に好奇心が萎えたんだよね。SNSやはてブでは、小競り合いのような炎上ばかりが目立つ。
古典に親しみ、詰め将棋を解いて夜を過ごす、そんな日々で十分なのかもしれない。