節約生活を絶賛敢行中。家賃と光熱費・通信費が払えたら問題ない。外食をしなかったら食費も大したことない。競馬だって穴馬の単勝を100円買うだけでも楽しめるし、音楽は現在無料のサブスクリプションで聴き放題。読書も図書館とKindleのアンリミテッドで読み放題。映画だってアマプラで観ることができる。
先進国で日本だけが過去30年間賃金が上がっていない。しかし、生活のコストは下がりまくっているので、よほど怠惰でなければ十二分に健康で文化的な暮らしができる。シングルマザーの妹も息子が働き出したし、公的補助もそこそこ手厚い。両親は二人とも大企業で定年まで働いたので使い切れない厚生年金を貯金として口座に積み上げている。
逆にいえば、カネがモチベーションになりにくいわけで、もちろん衣食住の最低限度が維持できなくなるほど貧窮するのは問題だけれども、現状そこまでの危機感からはかなり距離がある。
結局、社会への貢献感や承認欲求、プロフェッショナルであることの自己充足等が労働の最大の目的になっている。とはいえ、本当のプロフェッショナルというのは利益の増大を貪欲に求めることも含まれるので、その意味ではマインドがアマチュア的なところもあるのだろう。
