無理解な他者 不機嫌な他者は必要である。
身近にいないと、わざわざ探したりする。特に自信のない人が・・・
逆説的だが、自己に否定的な他者に相対することを自己同一性の依り代にしている人、特に男に多い。自己肯定のエネルギーとして「敵」が必要らしい。
孤立して他者の承認を得られない人、敬意を得られない人、居場所を与えられていない人。彼らは立ち位置を作るために外部≒敵を場合によっては探してまでその地位に固定したいのだ。怒り・攻撃性を伴った感情こそが自分が自分であるという実感を与えてくれる。
不機嫌でいないと不安で仕方がない寂しい人たち。
ここにも、そこにも、あそこにもいる。