解禁というよりは、旧い忘れられていたアーティストを加えたというほうが正しいのでしょうが、個人的に思い入れのある大塚利恵さんのソニー時代の楽曲が、各種サブスクリプションにて聴けるようになりました。下記の二枚のアルバムは共に名盤ですので、是非一度「大塚利恵」と検索して下記のアルバムをマイリストに入れていただければ嬉しいです。
二枚だけのアルバムですが、同じミュージシャンとは思えないぐらいに、それぞれに収録された曲の雰囲気が違います。作風の連続性の無さがミュージシャンとしての寿命を縮めてしまった側面もあるのですが、天才というのは短期間に爆発的に進化するものなのです。
才能に反して成功しなかった一番の理由は「チラッと聴いただけでは松任谷由実の亜流に聞こえる」という点が大きかったからだと現在では思っています。影響は間違いなく強いですから・・・ ただもう一押し心を開いて素直に楽曲を聴けば、曲づくりも作詞も極めてオリジナリティーに富んだ強い才気を感じられるはずです。
とりわけ、二枚目のアルバム「東京」は埋もれさせるには惜しい超名盤。このアルバムの素晴らしさの半分はプロデュースした、リトル・クリーチャーズの鈴木正人の才能なのかもしれませんが、この素晴らしいサウンドプロダクションは繰り返し聴く価値が大いにあります。
YouTubeをリンクさせたいところですが、サブスクリプションに誘導したいので貼りません(^_^;
SpotifyやAmazon Music・Apple Music等でどうぞ。