BCG仮説とか東洋人の体質とか日本人の死亡率が欧米より二桁も低い等を根拠に、楽観論を論じる人が相当数いる。それが事実であることを望むが、問題は世界レベルで経済が悪化している方だ。経済低迷の長期化と瀰漫の方が、ある側面ではウイルス禍よりも恐ろしい。IMFはリーマンショックを超えて第二次世界大戦の原因となった世界恐慌に迫るレベルの経済混乱が避けられないと発表した。
死亡率の低さを錦の御旗に「経済苦の方が多く人を殺すから」というロジックで感染拡大が終わらないまま、緊急事態宣言は強引に幕引きをさせられるのだろう。日本よりよほど事態の深刻なアメリカでさえ、トランプ大統領が5月からの経済活動の再開に舵を切っているという。いわんや日本ならということだ
気温が上がれば感染拡大の速度が大幅に鈍る可能性はまだ残されているらしい。とはいえワクチンが出来ないと来秋から来冬に第二波が確実に来るだろうし、一度再稼働させた経済を再び止めると経済的な負の副作用がさらに大きく出るかもしれない。
身内だって妹は契約社員としてはかなり条件のいいところで働いているが、いっても契約社員だから正社員よりはリスクが高い。シングルマザーの苦境が現実化すると、兄としてもやはり何か扶助はしなければならない。今まで一切していなかったけれど・・・ 今年就職活動の甥っ子も大変だ。ちょっと前までは少子化で新卒の就職はかなり楽になったと聞いていた。それが1年の差で奈落の底に落ちてしまいそう。思えば妹は就職氷河期第1世代だったし、親子で本当に運がない。
俺も先月下旬から、出費はほぼ食費だけだ。ヤフオクで落としたキーボードが最後の浪費になりそうだ。レンズやMac Book Air に物欲をたぎらせていた、ほんの一月前が嘘のようだ。。。
手配した印刷物のサンプル
